二子玉川 蔦屋家電の上質な空間を活用して、アウトランダーPHEVによる『電気CAMP』を提案

三菱自動車工業株式会社

国内営業本部 国内営業部 主任 高橋 幸代 氏

100年に一度の大変革期といわれる自動車業界において、電気で走る自動車が主役になりつつあります。三菱自動車工業(以下、三菱自動車)の『アウトランダーPHEV』は、エンジンで発電しモーターで走行するSUVタイプのプラグインハイブリッド車であり、このカテゴリー※の販売台数としては、累計で世界1位です。 ※2019年5月末時点 JATO Dynamics Limited調べ

三菱自動車とCCCマーケティングは、2019年12月16日から22日まで、東京・二子玉川にある生活提案型の家電店『二子玉川 蔦屋家電』で、この『アウトランダーPHEV』をフィーチャーした展示イベント『電気CAMP』を実施しました。 「自動車」と「家電店」という異色のコラボレーションの狙いはどこにあったのか、三菱自動車国内営業部主任の高橋幸代氏(以下、高橋氏)に話を伺いました。

  • 目的
    蓄電・給電が可能な『アウトランダーPHEV』の魅力を伝えたい
  • 施策
    生活提案型の家電店『二子玉川 蔦屋家電』で『アウトランダーPHEV』をフィーチャーした展示イベント『電気CAMP』を実施
  • 効果
    2000名前後のお客様が展示会場へ来店。『アウトランダーPHEV』の認知拡大と機能の理解促進に繋がる

蓄電・給電が可能なPHEVの魅力を伝えたい

アウトランダーPHEV』は、大容量のバッテリーを持ち、基本はモーター走行し、高速走行時等はエンジンがアシストするプラグインハイブリッド電気自動車でありながら、多くの荷物を詰める大きなラゲッジルームを備え、走行性能にもすぐれた本格的な4WDかつSUVという特徴を持つクルマです。

『アウトランダーPHEV』の大きな特徴のひとつとして、クルマに貯めた電気を走行のために使うだけでなく、給電が可能、つまり電源としても利用できるということです。『アウトランダーPHEV』の車内には2つのコンセント(100V AC電源)があり、合計1500Wの電化製品を使えるのです。

このように、『アウトランダーPHEV』は、移動手段だけではなく、いわば「動く蓄電池」としても活用できるのですが、その事実が国内では十分に広がっておらず、認知拡大が三菱自動車にとって課題となっていました。

もともと三菱自動車には、EVやPHEVの価値を具体的にユーザーに伝えるための「電動 DRIVE STATION」という店舗があり、こちらは太陽光発電システムでクルマに貯めた電気を店舗で使う等、PHEVの利用方法や仕組みを紹介することが目的となっています。

しかし高橋氏には、『アウトランダーPHEV』について、プラグインハイブリッドEVの特性を生かした認知を広げたいという考えがありました。

「『アウトランダーPHEV』は、ほかのプラグインハイブリッド車と違い、高い走行性能、多くの荷物を積める大きなラゲッジルームといった特徴がある、アウトドアにも遊びに行けるSUVです。アウトドアで、『アウトランダーPHEV』から取り出した電気でプロジェクターや調理器具などの電化製品を使えば、通常のキャンプとは違う、もっといろいろな楽しみ方ができる。そのような点を訴求したいと思い、考えたのが『電気CAMP』というコンセプトです。こうすることで、『アウトランダーPHEV』が「動く蓄電池」としてどのようなことができるのか、わかりやすく伝えられるのではないかと考えたのです」

ユーザーイメージが合致する『二子玉川 蔦屋家電』で展示を実現

しかし、実際のキャンプ場での展示イベントの実施は、集客などの面から効果が限定的です。それより、家電店に来たお客様に実車を見せてアプローチしたほうがインパクトがあるのではないかと考えた高橋氏がパートナーとして選んだのが、CCCマーケティングと、『二子玉川 蔦屋家電』でした。同店の屋内スペースで『電気CAMP』の展示を行うことにしたのです。
しかし、集客や利便性を考えると、大規模量販店の入り口近辺でのイベント実施のほうが有利に思われますが、高橋氏が『二子玉川 蔦屋家電』を選んだ理由はどこにあるのでしょうか?

「実は以前、屋外で『アウトランダーPHEV』の展示を行ったことがあるのですが、屋外の場合、多くの方が行き交う場所ということもあり、お客様も落ち着いてクルマに接する雰囲気になりません。あるいは、クルマそのものには興味を持ったとしても給電機能についてはあまり伝わらないことが多かったのです。そこで今回は、屋内の落ち着いたスペースにしたいと考えました。」

また、『二子玉川 蔦屋家電』は『アウトランダーPHEV』のターゲット層と重なるお客様が多く来店するお店ということも大切なポイントでした。『アウトランダーPHEV』は、SUVでありながら静粛性が高く、走行性能も洗練された、上質なドライブを楽しみたい大人の方に向けたクルマです。そう考えると、都心の家電量販店だとお客様の層が幅広すぎて、逆に『アウトランダーPHEV』の魅力が伝わらないかもしれない。

『二子玉川 蔦屋家電』は屋内に展示スペースがあり、店舗の雰囲気、置かれている商品など、どこを見ても先進的でセンスがよく、とても居心地がいいお店です。『アウトランダーPHEV』と、まさにイメージが重なる場所でした」

『二子玉川 蔦屋家電』での展示には、2つの目的がありました。ひとつは、『アウトランダーPHEV』の給電機能を認知してもらうこと。もうひとつは『アウトランダーPHEV』のキャンプでの利用イメージをつかんでもらうことです。そこで展示は2ヶ所で行うことになりました。

前者の目的のために、ボディカラーを華やかな「レッドダイヤモンド」の『アウトランダーPHEV』の前に、『蔦屋家電』がセレクトした3種類の電化製品を設置。そして、青いLEDライトを使って、クルマからそれぞれの家電に電気が供給されているイメージをコンセプチュアルに表現しました。
「これは同時展開していたウェブのキャンペーンと連動した企画です。赤と青という鮮やかな色の対比は遠くからでもお客様の目にとまり、誘引に効果がありました」

後者では、一番の人気色である「ホワイトパール」の『アウトランダーPHEV』の周りに、実際のキャンプのようにアウトドアチェアーやテーブルを配置。その上にドライヤーやミキサー、トースターなどの電化製品を置き、キャンプに来て電化製品を利用している様子をイメージできる内容にしました。さらにこちらのスペースでは、来場者は『アウトランダーPHEV』の実車に触れ、外観や内装、装備品などを確かめることができます。

このような展示で、約1週間に渡って実施された「『電気CAMP』」へのお客様の反応はどのようなものだったのか、高橋氏は、こう話します。

「車内にコンセントがふたつあるのを見て「本当に電気を取り出せるんだ」と驚かれるお客様が多かったですね。また手前味噌ではありますが、弊社内からも「わかりやすい展示だった』と評価されました。2000名前後のお客様に展示を見ていただきましたが、『アウトランダーPHEV』の認知拡大と機能の理解促進に効果があったと感じています


CCCマーケティングが保有するデータを活用して幅広いリーチを実現したい

自動車と家電販売店という異色のコラボレーション『電気CAMP』の施策によって、目標達成に手応えを感じた高橋氏は、CCCマーケティングと組んだ次の展開に向けて、検討を始めています。

「ひとつは、TSUTAYAのブランド力を借りながら、『二子玉川 蔦屋家電』さんのような上質な空間での室内展示を東京に限らず主要都市で続けたいと思っています。『『アウトランダーPHEV』×TSUTAYA』のような感度の高い展開をしていきたい」(高橋氏)

そしてもうひとつは、CCCマーケティングが保有する膨大なデータを活用し、現状はプラグインハイブリッドEVに関心のないユーザー層に、『アウトランダーPHEV』に興味を持ってもらうことです

「私たちが持っている顧客データは、すでに三菱自動車のクルマに何らかの興味を持っている方のデータです。より広く潜在ニーズをすくい上げるには、現状ではクルマにさほど関心はない層にもリーチして、クルマへの関心を高めてもらうことが大切です。

そこで、『電気CAMP』という名前を使いながら、キャンプやアウトドア、仲間と過ごす楽しい時間といったものを提案しつつ、クルマのある生活や、『アウトランダーPHEV』がある遊び方を伝えていきたい。

CCCマーケティングには、ユーザーのライフスタイルを紐解ける膨大な量のデータがあると思います。ぜひそのようなデータを活用して、まだお会いできていないお客様へのアプローチを実現して、『アウトランダーPHEV』の魅力を伝えたいと思っています

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