美容感度が高い男性が選ぶ化粧品は?ライフスタイルや購買の特徴などもチェック

こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。

近年、男性化粧品の人気が高まってきています。
今回の記事では、美容感度が高い男性の好みやライフスタイルを検証した結果を解説します。分析結果を確認していくと、男性化粧品へのニーズを抱く「人となり」がみえてきました。

男性向け化粧品市場について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:注目の「男性向け化粧品市場」トレンドの変化は?

【目次】
▼今回使用するデータ概要
▼美容感度が高い男性の基本属性
▼ライフスタイルアンケートからみる美容感度が高い男性の特徴
▼購入する食品・飲料の特徴
▼購入する化粧品の特徴


今回使用するデータ概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間:2020年2月1日~2021年1月31日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買
対象者:全国・23~64歳の男性・ライフスタイルアンケートで「趣味:美容」回答者(約5.2万人)

ライフスタイルアンケートとは、T会員のみなさまに、Tサイト上で任意で回答いただくアンケート情報です。全部で17個のアンケート項目を用意しています。
「結婚」「職業」「免許」「車タイプ」「車メーカー」「車保有数」「飲酒頻度」「居住形態」「同居形態」「喫煙」「同居子供」「世帯年収」「個人年収」「趣味」「携帯メーカー」「携帯タイプ」「購読新聞」

今回は、「美容感度が高い」=「趣味 美容回答者」としてデータをみていきます。

 

美容感度が高い男性の基本属性

美容感度が高い男性の基本属性をみていきましょう。

年代の特徴

T会員全体の構成比(グレー横線)と比較すると、ボリュームゾーンは35~54歳、特に差分が大きいのは45~49歳でした。(構成比差分+5.1%)20歳から徐々に美容感度の高まりがみえ始め、45~49歳でピークを迎え、50歳以降は徐々に減少していくという山形を描くグラフが見て取れます。

若い男性の方が美容感度が高いというイメージがあるかもしれませんが、年齢による影響などの見た目に対する意識の変化があり、40代男性の美容感度が高まっているのかもしれません。
 

美容感度が高い男性の居住エリアの傾向

美容感度が高い男性の居住エリアについては、東京都・大阪府・愛知県などの大都市圏に集中していました。

最も構成比が高かったのは東京都に居住している男性です。大都市圏である東名阪では美容に関する情報に触れる機会が多く、男性でも自然と美容や健康に対する関心が高まっていくのかもしれません。
 

ライフスタイルアンケートからみる美容感度が高い男性の特徴

次に、美容感度が高い男性のライフスタイルを見ていきましょう。

年代や居住地でも偏りが見られましたが、ライフスタイルでも特定の傾向を持つことが判明しました。

家族形態

美容感度が高い男性は、未婚で子供がいない傾向が高くでました。中でも、未婚で一人暮らし男性の比率が最も高く、続いて配偶者やパートナー、子供と同居しておらず、両親や兄弟と暮らしている方が多いことも特徴のひとつです。

生活様式

次に生活様式から分析していくと、個人年収が400万円未満で賃貸マンションに居住している男性の比率が高くでました。また、1ヶ月で自由に使えるお小遣いが「20万円以上」という傾向も出ていますので、独身で自由に使えるお金が多い可能性があります。

趣味・興味・関心

趣味・興味・関心の分野でも美容への関心の高さが見えてきました。特に回答率が高くでたのは「ファッション」「健康」「料理」「グルメ・食べ歩き」です。
T会員全体と比較すると「スポーツ」や「ゴルフ」などへの興味が薄く、ご自身の日常生活に対する関心が高いともいえます。

コンタクトとメガネの利用

少し変わった項目としては、「コンタクトレンズとめがねの併用」をしている傾向がでてきました。

めがねはおしゃれアイテムとしても認知されていますが、「美容感度が高い男性」は、めがねをかけている割合が低い代わりに、コンタクトレンズとめがねを併用しており、ご自身でTPOに合わせて使い分けていると考えられます。

化粧品などだけではなく、ライフスタイル全体においても美容への感度の高さがみえてきました。
 

購入する食品・飲料の特徴

次に、美容感度が高い男性の購買行動をみていきましょう。
まずは食品・飲料カテゴリです。
 

購入される飲料の傾向

※リフト値とは…分析軸の購入率と比較軸の購入率を割った数値。分析軸の特徴を見たい時に用いる。(今回は、美容感度が高い男性÷T会員全体)

美容感度が高い男性が購入しやすい飲料(リフト値が高い)は、プロテイン・豆乳・野菜ジュース・トクホ系飲料などでした。

具体的な商品としては「明治 TANPACTカフェオレ」「花王 ヘルシア緑茶スリムボトル」「ダイド- カロリミットはと麦茶」「グリコ アーモンド効果 砂糖不使用」「ザバス ミルクプロテイン脂肪0ココア味」「マルサンアイ 毎日おいしい無調整豆乳」などで、購入される飲料品の傾向からも美しさや健康への感度が高いことがわかります。

対して、アルコール類は上位に上がりませんでした。ライフスタイルアンケートの結果でも、飲酒頻度が1週間に1回未満と答えた方が多く、アルコール類を購入せず、健康効果の高い飲料品を好む傾向があると言えます。
 

購入されるお菓子の傾向

購入されるお菓子の傾向でも、健康に気を遣っていることがわかります。
T会員全体と比較すると、糖質オフチョコレートや機能性チョコレートを選ぶ割合が高くでました。

「明治 チョコレート効果カカオ86%」「グリコ LIBERA ミルク」「ヤマザキ 糖質を抑えたレアチ-ズタルト」などが選ばれており、男性化粧品を使用することによって得られる外面的な美しさだけでなく、カカオや糖質オフのお菓子を食べて、ご自身の健康や体型を維持したいという考えがみえてきます。

関連記事:チョコレート人気30ブランドの購入者の傾向は?年代・性別・志向ごとに好みの特徴を分析
 

購入される健康食品の傾向

次に、健康食品を分析すると、サプリメントよりも栄養調整食品を購入する傾向がみえてきました。

具体的には「アサヒ クリーム玄米ブランシリーズ」「アサヒ 1本満足バー プロテインシリーズ」「森永製菓 inバープロテインシリーズ」「大塚製薬 ソイジョイシリーズ」などで、たんぱく質含有量の多い栄養調整食品で身体づくりをしたいと考えている男性が多いのかもしれません。
 

購入する化粧品の特徴

最後に、美容感度が高い男性の購入する化粧品についてみていきます。

化粧品カテゴリ全体の傾向

美容感度が高い男性からの購入率が高いカテゴリ(小分類)TOP10のランキングです。
化粧水・ボディーローション・ヘアトリートメント・洗顔・UVケア…と、美容に関するアイテムを一式そろえている方が多いことがわかります。

さらに、メイクアップ化粧品だけに絞ってTOP5をみてみると、アイブロウやファンデーションが上位にランクインしており、ナチュラルメイクが始めやすい化粧品からよく購入されているようです。ワンポイントメイクのためのアイライナーやマスカラも人気を集めています。

続いて、T会員全体と比較した際に特徴的な(=リフト値が高い)商品カテゴリをみていくと、メイクアップ化粧品と基礎化粧品の購買率が高いことがわかります。さらに、美容液やフェイスクリーム、パックなど、スペシャルケアアイテムが多いことも特徴的です。
 

化粧品の商品別購入率ランキング

美容感度が高い男性はどのような化粧品を購入しているのか、商品単位のランキング形式でご紹介します。

購入されやすい化粧品は、定番ブランドの比較的リーズナブルな商品となりました。ニベア・メンソレータム・マンダム・メンズビオレなど、知名度の高いブランドの商品が上位を占めました。また、ハンドクリームやリップクリーム、ヘアマスクなどを購買する方も見られ、唇や手、髪など全身のケアに力をいれる男性が多いこともわかります。

男性化粧品カテゴリだけに絞ったランキングを見てみると、美容感度が高い男性は特に洗顔と保湿に関心が高い傾向があることが分かります。
 

美容感度が高い男性の購買傾向からライフスタイルまで詳細に分析可能

美容感度が高い男性のライフスタイルについてご紹介してきましたが、CCCマーケティングでは以上のように、7,000万人を超えるT会員の購買・行動データから、商品の購買傾向やライフスタイル・食品の好みまで幅広いデータを分析することが可能です。

CCCマーケティングではデータ活用・分析により生活者の実態を把握し、潜在的ニーズを持つターゲットに対して、より効率的・効果的なプロモーションを行う、マーケティングサービスを提供しています。適切なプロモーションのご提案や施策実施後の効果検証までマーケティングを一貫してご検討の企業さまは、ぜひ一度CCCマーケティングにご相談ください。


 

美容感度の高さには一定の傾向が!データ活用がマーケティングのカギ

美容感度が高い男性のライフスタイルなどを検証していくと、一定の傾向が見られることが明らかになりました。データを分析すれば、明確なペルソナ設定ができるようになり、狙うべきターゲット像もより明らかになってきます。

マーケティングの質をより高めていきたいと考えられているなら、ぜひ一度CCCマーケティングによる支援をご検討ください。

 

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