洗濯洗剤ランキング!香り系派と洗浄系派の特徴もチェック

こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。

今回は、粉末タイプや液体タイプ、ジェルボールなど多くの種類があって洗浄力や香りもさまざまな洗濯洗剤についてご紹介します。

全体のブランドシェアや、香り系派と洗浄系派それぞれのランキング、両者を選ぶ人の特徴なども分析しました。また、香り系の洗濯洗剤を選択している方はその他の商品も香り重視で選んでいるのか、気になるデータをみていきましょう。

【目次】
▼今回使用するデータの概要
▼Tポイント商圏内でみる洗濯洗剤のブランドシェアは?
▼香り系・洗浄系の人気商品ランキング
▼香り系派と洗浄系派はどう違うのか
▼香り系派は他の商品も香りで選んでいるのかを検証!


今回使用するデータの概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間:2020年6月1日~2021年5月31日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買
対象者:全国・18~89歳の男女

 

Tポイント商圏内でみる洗濯洗剤のブランドシェアは?

洗濯洗剤市場がどのようになっているのか、Tポイント商圏内のデータからみていきます。
 

洗剤の形状

洗濯洗剤といっても形状はさまざまであり、それぞれ好みが分かれるポイントだといえます。

粉末タイプ

大きくて重たい容器に入った粉末タイプの洗剤を使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
以前は重い容器を持ち上げて洗剤を入れなければならず、不便に感じていた方も多いかもしれません。

最近の粉末洗剤は一昔前の商品に比べて、1/4程のコンパクトサイズになりました。また計量スプーンがつくようになったり、フタや持ち手がついたりしたことから、手軽に洗濯機に洗剤を入れることができるようになったのも進化したポイントです。
少し前までは洗濯洗剤といえば粉末タイプがメインでしたが、現在は12%程度のシェアとなっています。

液体タイプ

現在主流なのは液体タイプです。
Tポイント商圏内でみても市場シェアが大きいのは液体、続いて高濃縮の液体タイプです。
レギュラータイプと高濃縮タイプを合わせて63%ほどと、シェアが最も多い結果になりました。

液体タイプも販売された当初は大きな容器に入っていて重たかったのですが、現在はとてもコンパクトです。改良により1回あたりの使用量が大きく減ったことや、少ない洗剤でも汚れが落ちる洗濯機自体の進化が関係しています。

ジェルボール

そして、近年シェアを拡大しつつあるのが新しい形状として登場したジェルボールタイプです。水に溶けるフィルムの中に超濃縮洗剤が入っている商品で、触っても手が汚れません。Tポイント商圏内におけるシェアは11%ほどでした。

これら3種類の形状が大部分を占めており、残りはおしゃれ着用やしみ取り剤など、目的別の洗剤となっています。
 

ブランド・メーカー

各ブランド・メーカーのシェアや人気の商品について解説します。

花王

ブランドのうち、花王の中でも特に選ばれているのが「アタック」で、シェアは32.2%程度です。
「アタック」は高濃縮、液体、粉末とパターンがあるのも多くの方から選ばれている理由の一つだといえます。さらに、若手俳優5人の起用や、ワンハンドプッシュなどの新しい容器でシェアを伸ばしているのでしょう。
また、花王は「ニュービーズ」の人気も高く、液体と粉末のみではありますがシェアは9%となっています。花王では他にもおしゃれ着洗いの「エマール」などもあり、Tポイント商圏内におけるシェアでトップを占めているブランドです。シェアは約47.8%となりました。

P&G

P&Gはシェア22.4%の「アリエール」と、12.1%の「ボールド」を販売しています。粉末タイプの商品はほぼ販売しておらず、液体とジェルボールに振り切っているのが特徴です。
P&G全体のシェアは38.8%で、ジェルボールでシェア拡大しているブランドとも言えるかもしれません。

ライオン

ライオンについては、シェアが12.5%、トップブランドの中で高濃度洗剤(NANOX)・ワンプッシュ型・液体・粉末・香り洗剤を出しているのが特徴です。
なお、おしゃれ着洗剤は花王「エマール」とライオン「アクロン」が2強となっています。
全体をまとめると、花王とP&Gで85%を超えているのが現在のTポイント商圏内における市場結果です。
 

形状

商品を選ぼうと考えた際、どのような形状を選ぶのかも違いが大きいポイントでしょう。     

粉末やジェルボールは、ほぼ違いはないのですが、香り系よりも洗浄系で少し多いという結果がでています。

液体・高濃縮タイプは洗浄系がほぼ100%を占め、香り系と比べて顕著な違いとなっています。
さきほどお伝えしたTポイント商圏内の洗剤の形状別シェアで液体・高濃縮タイプは13.8%占めていますので、約1割を洗浄系が占めていることがわかります。

逆に、おしゃれ着用は圧倒的に香り系が多い結果となりました。おしゃれ着用洗剤の主な目的は、デリケートな衣類を優しく洗うことになるので、洗浄力の高い洗剤を求めている洗浄系の割合が少ないのは納得できます。

 

香り系・洗浄系の人気商品ランキング      

Tポイント商圏内における香り系・洗浄系の人気商品ランキングは以下の通りです。

全体的にみるとお得な詰め替えタイプの人気が高いです。

香り系はおしゃれ着洗剤が上位に入っているほか、これまで出てこなかったP&G「さらさ洗剤 ジェル」が本体・詰め替えともにランクインしました。
洗浄系は17位まで「アタック」と「アリエール」のみとなっているのも大きな特徴です。

 

香り系派と洗浄系派はどう違うのか

洗濯洗剤を選ぶ際に香り系派(香りを謳っている洗濯洗剤を選んでいる方)と洗浄系派(洗浄力を謳っている洗濯洗剤を選んでいる方)とでは、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。基本属性とライフスタイルの特徴についてご紹介します。
 

基本属性

基本属性については、香り系派は男性よりも女性に多いです。
しかし、圧倒的に女性のほうが多いというほどではありません。

また、香り系派は女性の20代が特に構成比が高い結果となりましたが、30代・50代も多いです。
一方、洗浄系派は40~50代の男性に多く選ばれているとの結果になりました。その他の年代については平均的にどちらも選ばれています。

それから、男女総合で見ると、20代、30代、50代は香り系派が多い傾向が見られました。
 

ライフスタイルの特徴

ライフスタイルを見てみると、香り系派は未婚女性が洗浄系派と比較して5%多いことが分かりました。

また、洗浄系派は子持ちが多く、その比率は香り系派に比較して4%高くなりました。幼稚園から高校生まで幅広い年齢の子どもがいる家庭で洗浄系を選択している方が多いことが分かります。子どもが部活動などでかいた汗や衣服についた汚れが気になるからこそ、香り系より洗浄系を選ぶことが想像できます。

 

香り系派は他の商品も香りで選んでいるのかを検証!

日常使うことが多いものの中には、洗濯洗剤以外にも香りがついた商品が多くあります。
香り系の洗濯洗剤を選んでいる方は、その他の商品でも香りを重視し、商品選びをしているのでしょうか。

代表的な商品について解説します。
 

トイレットペーパー

香り付きトイレットペーパーが特徴的な商品として挙げられます。
例えば、コトブキ製紙「カオリマルシェ ピンク W 12ロール」はスイートブロッサムの香り、大分製紙「ピュアフレグランスW 12R」はフローラルスウィートの香り、昭和製紙「香水入ローズトイレットP 12R」はローズアロマの香りなどです。

いずれも使用中だけでなく、トイレに置いた際に芳香剤のように香るということで評価されています。
特にフローラル系の香りが人気のようで、香り系派は洗濯洗剤以外の分野でも香り好きといえそうです。

一方、洗浄系派の場合は無香料タイプの商品を選択している方が多いですが、一部ユーカリやラベンダーなどの香り付き商品も選ばれています。
 

食器洗い洗剤

香り系派からは比較的しっかり香る商品が選ばれています。
台所用洗剤の部門で上位を占めている花王キュキュットシリーズでは、マスカット、カモミール、ミックスベリー&ピオニー、レモン、ピンクグレープフルーツの香りなどが人気です。総合的にみて爽やかさを感じさせる香りの商品が選ばれている結果となりました。

一方、洗浄系派から選ばれているのがジョイやキュキュットシリーズで、中でも無香料や微香タイプ、ハーブの香りがするもの、除菌ができるものなどが選ばれています。やはり、洗濯洗剤と同じく洗浄力重視のようです。
 

室内芳香剤

香り系派から選ばれているのは、比較的香りが強い商品です。
ファブリーズ「ダウニーAF」はダウニーの香り、サワデーハッピー「パルファムAブラン」はフレッシュナチュラルフローラルの香り、同じくサワデーハッピーの「サワデーハッピー」はフルーティーな甘さを加えたピンクフルーティーフローラル調の香りです。他にローズ系の香りも人気が高い傾向が見られました。

洗浄系派については、無香料タイプの商品が特徴的です。
小林製薬「ドでか無香空間」、エステー「消臭力クリアビーズイオン消臭P」、P&G「置き型ファブリーズ」が上位に入っており、選ばれているのはいずれも無香料タイプでした。香りがついているものについても、せっけんの香りがするものや、ピュアクリーン、スカイシャワーなど爽やかな香りがするものが選ばれています。
 

制汗剤

制汗剤も同様の傾向が見られました。

香り系派から人気が高いのは、Banの「シャワーシートCフローラルクーラー」「シャワーシートNPホワイトフローラル」や、花王「8x4ロールオン ローズ&ヴァーベナ」などです。
特に香り系派からはフローラル系やローズ系、フレッシュ系の香りなどが選ばれています。

洗浄系派は圧倒的に無香料タイプの人気が高く、香りのするものについてもふんわり香るもの、優しく香るものが選ばれていました。ファイントゥデイ資生堂「エージーデオ24」シリーズの人気が高く、シーブリーズ「F&Bシート無香」なども選ばれています。
 

シャンプー

シャンプーも同様の傾向か見ていきましょう。
香り系派からはラックスやいち髪、パンテーンエッセンシャルなど、香りが特徴的なブランドのシャンプーが選ばれています。

ラックスSRSSBうねりケアSPはスーパーリッチシャンイストレートビューティーのことで「朝摘み果実とウォーターブロッサムを感じさせる香り」、香りの種類としてはフレッシュ系です。
いち髪ふんわりさらさらケアシャンプーは「さわやかな果実と優雅な桜 三分咲きの香り」で、自然系の香りが特徴的なシャンプーです。

一方、洗浄系派で特に選ばれている商品はデ・オウ薬用スカルプケアシャンプーでした。こちらは「爽やかなシトラスハーブの香り」がするシャンプーとなっています。
続くクリアフォーメンオールインワンSPについては「爽やかで清涼感溢れるシトラスフルーティー香リ」で、香りが爽やかな商品が選ばれていることがわかります。
 

ボディーソープ

ボディーソープに関しても他と同様の傾向がありました。香り系派からはローズやフローラル系の香りが選ばれています。
人気が高いラックス「ボディS ソフトローズ」は香り成分であるエッセンシャルオイルを配合した自然なフローラルの香りが特徴的です。ラックスのボディーソープはいくつか種類がありますが、その他の種類と比べて爽やかで甘い香りの商品です。

続いて、ウインズ「ボディソープ ローズ」は、華やかなローズの香りがします。この他にもシトラスやせっけんの香りのするアイテムが人気との結果になりました。

洗浄系派については、薬用の商品が上位を占めています。
デ・オウ「薬用CLウォッシュノンメントール」は、高い洗浄力で体臭や加齢臭などの臭いの原因となる皮脂や汚れをしっかり除去することができる商品です。ルシード「薬用デオドラントBウォッシュ」は無香料タイプの商品であり、汗臭やミドル脂臭、加齢臭などの対策ができる商品が選ばれていました。
 

ウエットティッシュ

ウエットティッシュに関しては特定の商品というよりも、全体的の購入率が香り系派より洗浄系派が高い傾向が見られました。そのため、洗浄系派は除菌にこだわっている方が多いことがわかります。

ウエットティッシュは主に外出時や食事の際の手指の消毒、台の汚れを拭き取る際などに使われることから、香りよりもアルコールが配合されているかを重視している方が多いのかもしれません。

 

全体的な傾向は似ている

Tポイント商圏内の洗濯洗剤市場や、その他商品の傾向についてご紹介しましたが、全体的に見ると香り系派はほかの日用品についても香り系をそろえる傾向があることがわかりました。特に女性に人気の商品が多く、香りに注目して商品選びをしている女性が多いといえます。

一方で洗浄系派は男性が多く、中でも未婚男性の方が多い傾向が見られました。商品によってランキング上位に入っている商品の特徴が異なる結果となったため、マーケティングを行う際には適切に分析をすることが重要です。

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