【第3のミルクVS第2のミルク】アーモンドミルク購入者は、豆乳購入者よりも健康志向だった!

こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。

近年、「アーモンドミルク」が第3のミルクとして勢力を増しているのはご存知でしょうか。
ヘルシー志向や植物性食品への関心の高まりなどもあり、お店で見かける機会も増えましたよね。

そこで、第3のミルク「アーモンドミルク」購入者は第2のミルク「豆乳」購入者と比べてどんな特徴があるのか、T会員の購買データをもとにご紹介します。

【目次】
今回使用するデータの概要
▼アーモンドミルクと豆乳の購入率ランキングTOP20
▼アーモンドミルクと豆乳のヘビー購入者を比較
▼アーモンドミルクヘビー購入者・豆乳ヘビー購入者が併買する食品・雑誌
▼購入者層によって大きな違いがある



今回使用するデータの概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間: 2020年9月1日~2021年8月31日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買
対象者:全国・10~89歳の男女
セグメント:アーモンドミルクヘビー…年間で12点以上購入
      豆乳ヘビー…年間で24点以上購入

 

アーモンドミルクと豆乳の購入率ランキングTOP20



そもそもアーモンドミルクの中ではどのような商品が人気なのでしょうか。

アーモンドミルクの購入率ランキングで多くを占めたのは、グリコの「アーモンド効果」シリーズで、TOP20のうち、12商品がランクインしていました。
おいしさと効果にこだわった商品で、アーモンドを粒丸ごと粉砕して加えた香ばしさと、1日分のビタミンEのほか、食物繊維やカルシウムを摂取できることが特徴のシリーズです。

一方、豆乳はキッコーマン商品が人気で、TOP20のうち10商品がランクインしています。キッコーマンは、無調整のほか、かぼちゃ、チャイティー、すいか、ココナツマンゴーなど、さまざまなフレーバーの豆乳を販売しているため、ランキング上位にも複数商品がランクインしています。

全体でみると、アーモンドミルク、豆乳のどちらもフレーバーがついた商品が半分ほどランクインしていました。しかし、アーモンドミルクについてはTOP5がストレートであり、フレーバーなしの商品が上位の傾向でした。

※表示端末によって画像が見えづらい場合がございます。詳細は資料をダウンロードの上ご確認ください。



 

アーモンドミルクと豆乳のヘビー購入者を比較

アーモンドミルクと豆乳について、ヘビー購入者を比較します。基本属性や顧客DNA、ライフスタイルアンケートから違いを読み解きました。
 

基本属性

まず、性別からご紹介します。

豆乳とアーモンドミルクを比較したところ、性別に差はほとんどありませんでした。66%が女性、34%が男性との結果になり、圧倒的に女性人気が高いことがわかります。
次に、T会員全体と比較した場合でも、どちらも17%程度女性が多い結果となり、豆乳もアーモンドミルクも女性に好まれているようです。

続いて性・年代についてです。

女性のアーモンドミルクヘビー層は、20~30代でした。一方、豆乳は50代以降、特に70~80代に支持されています。
男性の場合、アーモンドミルクヘビー層は30代がメインでした。豆乳は70代以降で支持されています。

以降は、アーモンドミルクヘビー層のボリュームゾーンである女性20~30代のみに絞り、データを見ていきます。
 

食に関する顧客DNA

女性20~30代のみに絞り、「食」の顧客DNAを見てみます。グラフは、縦軸の上に行くほどアーモンドミルクヘビー購入者の特徴、下に行くほど豆乳ヘビー購入者の特徴、右に行くほどアーモンドミルクヘビー購入者の特徴が強いことを示しています。

アーモンドミルクヘビー購入者には、美容食品やトクホ、プレミアム商品などを好む傾向が強く見られました。また、美食家の傾向も強く、食に対するこだわりもみられます。

一方で、ファストフード好き、肉好きのスコアも高く出ました。これは豆乳ヘビー購入者も同様に高く出ているのですが、豆乳ヘビー購入者のほうがファストフードや肉好きの傾向が強いです。そのため、アーモンドミルクヘビー購入者のほうが豆乳ヘビー購入者よりも健康意識や食へのこだわりが強い傾向にあるといえます。
 

ライフスタイルアンケート

アーモンドミルクヘビー購入者は、豆乳ヘビー購入者と比べて差分が少ないですが、未婚で(+0.5pt)、子供がいない(+4.0pt)ことがわかりました。また、世帯年収は400~1,000万円(+0.5~1.7)が多い傾向です。

趣味について見てみると、海外旅行(+0.8pt)、グルメ・食べ歩き(+2.0pt)、美容(+2.8pt)、健康(+2.9pt)でした。
アーモンドミルクヘビー購入者は子供がいない分、収入を趣味や健康に自己投資できる方が多いと予想できます。

一方、豆乳ヘビー購入者の趣味は、カラオケ(+6.4pt)、マンガ(+4.9pt)、ゲーム(+2.9pt)、TV鑑賞(+3.7pt)などで、インドアな傾向が強いです。さらに料理もポイントが高く(+2.0pt)、健康飲料ではなく料理に使う豆乳として購入しているシーンも含まれる可能性があります。

 

アーモンドミルクヘビー購入者・豆乳ヘビー購入者が併買する
食品・雑誌

続いて併買する食品・雑誌から、アーモンドミルクヘビー購入者と豆乳ヘビー購入者の違いを読み解きます。
 

アーモンドミルクヘビー購入者・豆乳ヘビー購入者が併買する
食品の傾向

まず、菓子、健康食品、清涼飲料の併買傾向について解説します。

菓子

まず、アーモンドミルクヘビー購入者についてです。ブルボン「アーモンドラッシュCカカオ70」、グリコ「アーモンド効果」チョコレートなどアーモンド系のお菓子や、天乃屋「古代米煎餅」など米菓が上位に入りました。また、エムジーファーマ「リセットナッツ」や、ぐーぴたっ「豆乳おからビスケットAD バニラ」などのダイエット食品も選ばれています。

豆乳ヘビー購入者を見てみると、健康的な商品は上位に入っていません。健康や美容に注目している方からも人気のチョコレート系の商品は多くランクインしていますが、カロリーや健康を意識した商品ではありませんでした

健康食品

アーモンドミルクのヘビー購入者は、栄養素を重視して摂取する傾向が強いようです。
例えば明治の「メイバランス」(栄養サポートドリンク)や、高たんぱく・低糖質の味覚糖「SIXPプロテインバー」などが上位にランクインしていました。

また、一般的な植物油よりも消化・吸収が良い日清オイリオ「MCTオイルHC」がランクインしているのも特徴的です。
こういったことから、やはりアーモンドミルクのヘビー購入者は健康に注目している方が多いことがわかります。

豆乳ヘビー購入者は、手軽にエネルギーチャージできるような商品が上位に入っていました。
「アミノバイタルゼリーリフレッシュチャージ」は片手で握って食べられるゼリー飲料のため、忙しい方からも選ばれていると予想できます。

栄養補給をサポートするバランス栄養食のハマダ「バランスパワー」シリーズや、
ビタミンや食物繊維も補える「バランスアップ大豆グラノーラカカオ&ナッツ」もランクインしていました。

健康食品については別の記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:健康食品購入ヘビー層は筋トレ好き?!年間購入金額別の併買商品ランキングを公開!

清涼飲料

アーモンドミルクヘビー購入者は飲み物でも健康意識が高いことがわかります。
ダイドー「デミタスコーヒー 微糖」、資生堂「ザ・コラーゲンEXR ドリンク」、サントリー「ボスコーヒーハンターズ甘さ控えめ」など、コラーゲンドリンクのほか、無糖・微糖のコーヒーを飲む傾向が強くみられました。

豆乳ヘビー購入者は、明治「ネスレコーヒー 甘さひかえめ」、沖縄森永乳業「森永カフェ」、ネスレ「アイスコーヒー 甘さひかえめ」などが上位で、カフェオレ、キャラメルマキアートなど、コーヒーでも甘めのフレーバーを選択している方が多いようです。アーモンドミルクヘビー購入者と比べ、それほど健康意識の高さは感じられません
 

アーモンドミルクヘビー購入者・豆乳ヘビー購入者が併買する
雑誌・書籍の傾向

続いて併買する雑誌・書籍の傾向について、それぞれ解説します。

雑誌

雑誌については、年代を絞らずに女性全体で見ていきます。

まず、アーモンドミルクヘビー購入者についてです。
アーモンドミルクヘビー購入者は、出産・育児系の書籍や雑誌が出てきているのが特徴的です。

アーモンドミルクに含まれるビタミンEや鉄分などの成分は、冷え予防や貧血対策に効果的とされていることから、出産・育児期の方に飲まれている可能性が考えられます。妊活時や妊娠時には手軽に、ナッツの栄養素を取り入れやすいという点で、アーモンドミルクを購入しているのかもしれません。

豆乳ヘビー購入者は、パズルやスポーツなどが上がってくる中で、料理雑誌も上がってきていました。ここからも料理に使う目的で豆乳を購入している可能性が考えられます

続いて、月刊誌に絞って解説します。

アーモンドミルクヘビー購入者は「VOGUE JAPAN」「美的GRAND」「美的」など美容関連の女性誌がランクインしていました。他には「からだにいいこと」など健康雑誌もランクインしています。

豆乳ヘビー購入者は、「ディズニープリンセスらぶ&きゅーと」「ちゃお」「幼稚園」など子供向けの書籍・雑誌が多くを占めました。また、こちらにも「きょうの料理ビギナーズ」「きょうの料理」など料理の雑誌が上がってきています。

書籍

書籍については、アーモンドミルクヘビー購入者と豆乳ヘビー購入者とで大きな違いがみられました。

アーモンドミルクヘビー購入者の上位は、マインド「嫌われる勇気」や海外文庫「星の王子さま」、家庭医学「眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!」です。また、心理学など、学びに関するものもランクインしていました。

豆乳ヘビー購入者が購入した書籍を見てみると、2018年に本屋大賞を受賞した作品が文庫化された「かがみの孤城」の上下巻のほか、「えんとつ町のプペル」「おしりたんてい おしりたんていのこい!?」など子供向けの書籍が多くランクインしていました。

 

購入者層によって大きな違いがある

アーモンドミルクも豆乳も健康志向の方が取り入れているイメージがありますが、比べてみるとさまざまな違いがあることがわかりました。同じ女性だけに的を絞ってみてもアーモンドミルクヘビー購入者と豆乳ヘビー購入者では併買している商品が異なります。

また、併買している商品データから、豆乳ヘビー購入者と比較すると、アーモンドミルクヘビー購入者のほうがより健康意識が高いといえそうです。

今回の記事の元になったデータは、以下よりダウンロードが可能です。

※SKU(商品)単位のデータは配布しておりません。ご希望の方はお問い合わせください

マーケティングについて考える際には、データから今を読み解き、活かすことが欠かせません。CCCマーケティングでは、約7,000万人のT会員の購買・行動データを分析し、詳細なターゲティングが可能です。また、課題に合わせた施策の実施にも対応しています。

購買データから考えるデータ分析やマーケティングでお悩みのある企業のみなさまは、ぜひご相談ください。

 

※CCCマーケティングでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

参考:グリコ「アーモンド効果」
参考:明治「メイバランス」
参考:味覚糖「SIXPプロテインバー」
参考:日清オイリオ「MCTオイルHC」
参考:「アミノバイタルゼリーリフレッシュチャージ」
参考:ハマダ「バランスパワーブルーベリー味」
参考:「バランスアップ大豆グラノーラカカオ&ナッツ」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++