話題のヤクルト「Y1000」 、SNSバズでZ世代1.8倍伸長!



こんにちは、CCCマーケティングの永田です。 
 

「ストレス緩和」「睡眠の質向上」が期待できるというヤクルト「Y1000」。 

2022年4月4日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)にて、タレントのマツコ・デラックスさんが、「ヤクルト1000を飲んだら、すごく眠りがよくなった」と発言をしたことで、入手困難と噂されるほどの品薄状態が続いているようです。
増産も始まっているようですが、お店で探してみた方も多いのではないでしょうか?

今回は、このマツコさんの愛飲発言でバズがあった2022年4月前後で、購入者の属性に違いはあるのか分析してみました!
 

【目次】
「Y1000」、SNSバズでZ世代の販売本数1.8倍!!
▼バズ後はZ・ミレニアル世代の若年層が増加
▼志向性比較!ファストフード好きも「Y1000」を購入
▼口コミは「毎晩の習慣」から「見つけたらラッキー」へ変化
▼SNSバズで購入者は変化する!

 

「Y1000」、SNSバズでZ世代の販売本数1.8倍!!

販売本数の推移を見てみると、22年2月ごろから右肩上がりで増加していることがわかります。
バズが起こる前の3月と比較すると、バズった直後の4月で1.1倍、5月で1.19倍、6月は1.22倍伸長していました!
※詳細な販売本数は非公開となります。ご了承くださいませ。

次に、バズの中心になったと思われる、 15~24歳のZ世代に絞って推移をみてみましょう。

22年4月に販売本数が急増しており、3月と比較すると、4月で1.2倍、5月で1.6倍、6月には1.8倍にまで伸長していました! 

マツコさんの発言によりSNSでバズが起き、流行に敏感なZ世代が購入するきっかけに大きく影響したと言えそうです。


 

バズ後はZ・ミレニアル世代の若年層が増加

バズ前後での、性年代の構成比も違いもみてみましょう。  


まとめると以下の結果でした。

・バズ後では、女性が3.2pt増えた(58.1%→61.3%)
・バズ前後では、40~59歳がボリュームゾーンであることは変わらず
・バズ後では、Z世代にあたる15~24歳が2.7pt増え(4.2%→6.9%)、ミレニアル世代にあたる25~ 39歳が4.9pt増加した(24.4%→29.3%)

上記の通り、Z・ミレニアル世代などの若年層のボリュームが増加していることから、SNSの影響の大きさが見えてきました。


 

志向性比較!ファストフード好きも「Y1000」を購入

バズ後に購入し始めた方には、志向にどのような特徴があるのか、顧客DNA(※1)をみてみます。
※1)Tカードの利用履歴から機械学習で衣食住遊働などを中心に多数の項目をスコアリングしたデータです。

バズ後に購入し始めた人は「ファーストフード好き」の傾向が高く、バズ前から買っていた人と比べると健康志向は低い傾向にあります。

さらに、「ネット口コミ重視」の傾向も高いので、健康意識からというよりはバズの影響でSNSや口コミがにぎわったことがきっかけとなり、購入し始めた方が多いということが、顧客DNAのデータからも読み取れます。


 

口コミは「毎晩の習慣」から「見つけたらラッキー」へ変化

実際にどんな口コミ(※2)があるのかもみてみましょう。
※2)Tカードを提示した買い物履歴からクチコミ投稿ができるサービス「カッテミル 」のデータより

<「Y1000」購買者の口コミ>
・スッキリした甘さで飲みやすかったです。先日まで普通に売っていたのにマツコさんがテレビで話してから、見なくなりました。いつも探しています。
・眠りが良くなるとの事なので、買ってみました。テレビで話題になってからはなかなか手に入らず困ってます。あっちこっち探してのみ続けてます。
・口コミで睡眠改善にいいらしいと、家族から頼まれますが、スーパーでは在庫が少なく、なかなか購入できないので見つけたらラッキーです。

このような口コミをワードクラウド化(※3)してみました。
※3)ユーザーローカル テキストマイニングツール による分析

バズ前は「習慣」「毎晩」など習慣化を連想するワードが、バズ後には「最近」「話題」「テレビ」などのワードが出現してきたことから、流行が購入のきっかけになった様子が見て取れます。

さらに、バズ前は純粋に商品が「良い」「気に入っている」というワードが多いことに対して、バズ後では「人気」「試し」「見つけたら」「ラッキー」というワードの出現が特徴的で、こちらからも購入動機の差が見えてきました。


 

SNSバズで購入者は変化する!

「Y1000」の分析、いかがでしたでしょうか?
マツコさんの愛飲発言を含むSNSでの流行はZ・ミレニアル世代の若年層にも影響を与え、入手困難な状況になったことが、データからも分かりましたね!

このような購買データ・志向性データを掛け合わせて分析できるのはCCCマーケティングが約7,000万人の属性・購買データをシングルIDで管理しているからこそできることです。

CCCマーケティングの持つデータをもとに、手元で自由に属性や興味関心を掛け合わせ、顧客規模が可視化できるツール「セグメントパネル」もご用意していますので、ぜひ試してみてくださいね。
無料でダウンロード可能です! 

今後も、世の中のできごとをデータで検証してみるコラムを発信していきますので、お楽しみに!

※今回使用したデータの概要
前期間:2021年10月1日~2022年4月4日
後期間:2021年4月5日~2022年6月30日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買データ、カッテミル (https://km.tsite.jp/)
対象者:全国・10~89歳の男女(満年齢基準日:2022年4月1日) 
※CCCマーケティングでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
 
 永田桜子|マーケティングユニット   
「データ」と「視点」を活かして みなさまの
「気づき」につながる発信を心掛けてまいります!

参考:Yakult(ヤクルト)1000/Y1000 | TOP

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