1位「コカ・コーラ」と4位「ペプシ」の購買傾向の違いとは?炭酸飲料の1歳刻みランキング!



こんにちは、CCCマーケティングの永田です。 
 

暑い日が続きますが、「炭酸飲料」が飲みたくなる方も多いのではないでしょうか?暑い季節に、冷たい炭酸飲料を飲んだ時の爽快感は何とも言えないですよね。

そこで今回は、炭酸飲料について性別や年齢によって購入する商品にどういった違いがあるのか、1歳刻みランキングをブランドごとに見ていきます。

【目次】
今回使用するデータの概要
▼炭酸飲料の総合人気ランキングを発表
 ・大定番の「コカ・コーラ」は全年齢で1位にランクイン!
▼【ジャンル別傾向】年齢・性別による購買ブランドの違いとは?
 ・炭酸と言えば!「コカ・コーラ」vs「ペプシコーラ」の人気傾向の違いとは?
 ・コーラ以外の定番炭酸飲料の人気傾向とは?
 ・エナジードリンクはやっぱり若者に人気?
 ・ゼロ系炭酸飲料は40歳以降で人気が上昇
▼ライフステージの変化などをきっかけに購入するブランドが変わる

 

今回使用するデータの概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間:2021年5月1日~2022年4月30日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買データ
対象者:全国・15~69歳の男女(満年齢基準日:2022年4月1日)
 

炭酸飲料の総合人気ランキングを発表

まずは、男女総合のランキングからです。



どのような傾向が見られるのか、読み解いていきます。

大定番の「コカ・コーラ」は全年齢で1位にランクイン!

総合ランキング1位に輝いたのは、CCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ」です。全年齢で1位となっており、年齢に関係なく人気な大定番炭酸飲料であることがわかります。

2位には「国民的炭酸飲料」をビジョンに置いたアサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」、3位は、コカ・コーラをゼロカロリー、ゼロシュガーで楽しめるCCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ ゼロシュガー」がランクイン。

TOP3に通常のコカ・コーラとシュガー・カロリーゼロのものがランクインしましたが、購入する属性には違いがありそうです。そこで、続いては性年齢によって購入する商品はどのように変化するのか?ジャンルごとに1歳刻みのランキングを見てみましょう。

なお、今回使用するデータについては、下記からダウンロードしていただけます。ぜひダッシュボードを操作しながらご覧ください。

   
 

【ジャンル別傾向】年齢・性別による購買ブランドの違いとは?

炭酸飲料を「コーラ」「コーラ以外の定番商品」「エナジードリンク」「ゼロ系」の4つに分けて、それぞれ1歳刻みランキングを読み解きます。
 

炭酸と言えば!「コカ・コーラ」vs「ペプシコーラ」の人気傾向の違いとは?

炭酸飲料の大定番コーラについて、総合ランキング1位のCCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ」と、4位のサントリー「ペプシコーラ」の人気傾向を比較してみます。1歳刻みランキングは以下の通りでした。

グラフの縦軸は人気ランキングを、横軸は年齢を表しています。

年齢推移を比較してみると、CCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ」は全年齢で1位にランクインしており、大定番の商品であることがわかります。
一方、サントリー「ペプシコーラ」は75歳以降若干降下するものの、常に10位以内にランクインしていました。ここから、年齢による人気の差がそこまで大きくないことがわかります。

続いて、性別による人気の差を見ていきましょう。

CCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ」は、全年齢で男女ともに1位をキープしていることがわかります。サントリー「ペプシコーラ」は女性の総合ランキング9位ですが、男性総合ランキングでは3位にランクインし、全年齢で女性より男性人気のほうが高い結果となりました。

サントリー「ペプシコーラ」は、黒を基調として、サッカー選手などを起用したスタイリッシュなCMによるブランディングなどを行っていることが男性人気に影響しているのかもしれません。

このように、同じコーラでも人気の傾向には差がありそうです。

コーラ以外の定番炭酸飲料の人気傾向とは?

コーラ以外の定番炭酸飲料にはどのような傾向があるのでしょうか。
ブランドごとに見ていきます。

三ツ矢サイダー」は男性アイドル起用で女性人気が高い?

男女総合ランキング2位の定番ブランドは、アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」です。
性別ごとのランキング推移にどのような差が見られるのかみてみましょう。

男女のランキングを比べてみたところ、女性ランキングが2位、男性ランキングが4位と男性よりも女性人気のほうが高いことがわかります。1歳刻みのランキングで比較してみても、女性では全年齢で2位をキープしているのに対して、男性では28歳で8位など、差がありました。

CMに人気男性アイドルを起用している影響で女性人気が高いのかもしれません。
一方で男性は年齢が上がるにつれてランキングも上昇します。昔からある炭酸飲料だからこそ、子供のころから慣れ親しんだ方が購入する機会が増えるからではないかと考えられます。

ビタミンCを含む「マッチ」と「C.C.レモン」は46歳でランキング入れ替わり!

ビタミンCを含む定番炭酸飲料についてみてみましょう。

男女総合ランキング11位の大塚食品/大塚製薬「マッチ」と、12位のサントリー「C.C.レモン」を比較してみます。

どちらも昔から定番のブランドで、ビタミンを含むことが共通点ですが、年齢によるランキングの違いが大きく見られました。

大塚食品/大塚製薬「マッチ」は15歳だと5位ですが、69歳では12位までランクダウンしているので、若者から多く選ばれていることがわかります。一方、サントリー「C.C.レモン」は15歳では12位ですが、62歳以降になると4位です。年齢が上がるにつれて人気が増し、46歳でそれぞれのランキングが入れ替わっています。

大塚食品/大塚製薬「マッチ」は、これまでに学校を舞台にしたCMや、SNSを活用したキャンペーンなどを行っている影響で若者人気が高いのではないでしょうか。
サントリー「C.C.レモン」については、昔からある商品であり、慣れ親しんだ方が継続的に購入している可能性があります。

このように同じ特性を持つ定番炭酸飲料でも、購入する年齢には大きな差が見られました。

エナジードリンクはやっぱり若者に人気?

次はエナジードリンクについてみていきます。

以下は、アサヒ飲料「モンスターエナジー」、レッドブル「レッドブル・エナジードリンク」、サントリー「ZONe」の年齢別推移の比較です。

エナジードリンク人気のピークは15歳~33歳で以降は下降しているため、特に若い世代から人気を集めていることがみてとれます。

また、ランキングの2位は、サントリー「ZONe」、アサヒ飲料「モンスターエナジー」、レッドブル「レッドブル・エナジードリンク」の順に移り変わっていました。
サントリー「ZONe」が、Z世代をターゲットにしたブランドであることや、好みの変化などが影響しているのではないでしょうか。

なお、以下のエナジードリンク・栄養ドリンクに特化した1歳刻みランキングでは、さらに詳しく読み解いているので、ぜひご覧ください。

男性は49歳から健康意識に変化?栄養・エナジードリンクの1歳刻みランキング!

ゼロ系炭酸飲料は40歳以降で人気が上昇

ゼロカロリーやゼロシュガーなど、カロリーなどを気にした方でも飲みやすいいわゆる”ゼロ系”炭酸飲料は、どのような人に人気なのでしょうか。

以下は、男女総合ランキング3位のCCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ ゼロシュガー」、8位のサントリー「ペプシ生コーラ ゼロ」の1歳刻みランキングです。

CCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ ゼロシュガー」は、17歳は11位だったのが45歳では2位です。サントリー「ペプシ生コーラ ゼロ」も17歳は20位ですが、46歳では4位まで上昇していました。

どちらのブランドも30代にかけてランキングが上がり、40歳以降高いランキングを維持しているのが特徴的です。

9位にランクインしたカロリー・糖質のゼロのトクホ飲料であるCCJC(日本コカ・コーラ)「コカ・コーラ プラス」も同様に、17歳の23位から58歳の4位までランキングがアップしています。

男女人気の差はそれほど大きくないことから年齢とともに健康意識が高まる中でゼロ系飲料を選ぶ人が増えるのではないかと考えられます。

このように、ライフスタイルだけではなく、意識の変化によっても購入するブランドが異なりそうです。
 

ライフステージの変化などをきっかけに購入するブランドが変わる

今回、炭酸飲料のランキングを読み解いたところ、性年齢の変化による購入ブランドの差などが見えてきました。

1歳刻みのデータは、CCCマーケティングが約7,000万人の属性データと購買データをシングルIDで管理しているからこそ分析できるデータです。

データを活用したマーケティング施策についてはぜひCCCマーケティングまでご相談ください。

なお、今回の記事の元になったデータはダウンロードしていただけます。
ぜひご覧ください。


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 永田桜子|マーケティングユニット   
「データ」と「視点」を活かして みなさまの
「気づき」につながる発信を心掛けてまいります!

 

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