CCCマーケティング株式会社

選手として最高の環境で2020年東京を目指します

福澤 翔 / Sho Fukuzawa

車いすバスケットボール選手

車いすのぶつかり合う迫力に圧倒されて

8年前にバイクで事故にあってしまい、福岡の病院に入院していました。その時、看護師さんが病室まで持ってきてくれたのが、車いすバスケットボールを題材にした井上雄彦さんのコミック『リアル』だったんです。ちょうど北京で開催されていたパラリンピックの映像をテレビで観たのもあって、チャレンジしてみようと思ったのが最初です。

小・中・高と野球をやっていたので、どちらもボールを使う競技だからすぐにできるようになるだろうと思ったんですね。それに投げて打って守っての野球よりも、きっと運動量は少ないのではと考えたのです。でも、いざ車いすバスケットボールをやってみると、休む合間はないですし身体の消耗は相当なものでした。

車いすがぶつかり合うガシャーンという大きな音。コートとの摩擦でタイヤが焦げる匂い。激しくなってくると、車いすのフレーム同士が交錯して火花が散ります。テレビで観ているだけではわからない、たいへんな迫力があります。

福岡に居ながらにして競技に打ち込める

車いすバスケットボールは、各選手の障害や身体能力に応じて持ち点が振り分けられています。そして試合に出場する5人の選手の持ち点の合計が決まっていて、障害の軽い選手だけでプレーすることはできないので、障害の軽い人と重い人が一緒にチームになって出場します。そのため、選手の組み合わせによってそのユニットの特徴を活かすことができるんです。そこが車いすバスケットボールの大きな魅力でもあります。組み合わせによってチームの力を発揮できるし、対戦する相手チームによって戦略も組み立てられます。

すっかりその魅力にはまって、北九州市の市の職員として働きながら車いすバスケットボールを続けてきたのですが、週末だけではどうしても練習量が足りません。そこで、福岡で暮らしながら、バスケットボールを中心とした生活を送ることができる企業を探していてCCCマーケティングと出会いました。本格的に競技に打ち込みたいと考えていた私にとっては、今回のアスリート採用はとても魅力的なものでした。

結果を残しアピールを重ね目標達成へ

今年は日本代表の強化指定選手に選ばれたのですが、パラリンピックでは補欠選手でリオには行けませんでした。代表選手の中には、海外のプロチームに所属しプレーしている選手もいますし、まだまだ自分との大きな差を感じています。もっとプレーのレベルを上げていこうと自分に言い聞かせながら、毎日練習に取り組んでいます。

今後の目標は、2020年の東京ですね。目先にある大会にひとつずつ照準を絞りながら、それに向けてトレーニングを行い、きちんと結果を残してアピールしていきたいと思っています。年齢的にもチャンスと思って気を抜いていると、さらに若い人たちに抜かれてしまうので頑張らなくてはいけません。

実は先週、福岡のチームのマネージャーと結婚したばかりなんです。食事制限や栄養面でのコントロールなど、いつも支えてもらっています。会社でも家庭でもアスリートとして最高の環境を整えてもらって、ほんとバチが当たりそうなくらいです(笑)。

福澤 翔
福岡県在住の男子車いすバスケットボール選手。
2010年より九州選抜として全国ブロック選抜大会に出場。公務員と競技活動の両立を経て、2016年4月にアスリート社員として入社。現在は地元バスケットボールチームに在籍しつつ、日本代表強化選手として活躍している。