高校生の消費のカギは「学校」にあり!“スクール消費”って?【座談会レポート】
こんにちは、CCCMKホールディングスの永田です。
Z世代のニーズを知りたい!というお声をいただきますが、実際のZ世代の声をヒアリングする機会はなかなかないのではないでしょうか?
今回は、中でも気になる「高校生のスクール消費」に関して、CCCMKホールディングスが開催したオンライン座談会の様子をお届けします!
現役高校生たちの対話からインサイトをすくい上げ、消費行動と本人たちも無意識な本音を紐解きました。
■こんな方にオススメ
・若年層をターゲットとしたブランド・商材のご担当者さま
・自社ブランド、商材ジャンルに関するZ世代の率直な意見を知りたい方
・Z世代を巻き込んだプロジェクト・企画にご興味がある方
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ユース座談会パッケージとは?
CCCMKホールディングスでは、「学校総選挙プロジェクト」のネットワークも活用しながら、リサーチパネルではない若者を集め、オンライン座談会の実施が可能です。
座談会においてニーズを深堀し、必要に応じて定量リサーチも行いながら、プロモーション企画まで一気通貫でご提案します。
10代向けWebサイトの開発のためのアイデア収集や、書籍の著者×高校生によるトークセッション、調査データを活用したクリエイティブ制作なども可能ですので、Z世代の「生の声」をプロモーション企画に活用したいという方は、ぜひご相談ください。
高校生のスクール消費に迫る!
以下にて実際に実施した座談会の様子をお伝えします!
高校生たちが1日の大半を過ごす学校。
今回は「高校生のスクール消費」をテーマに、現役高校生男女5名がお金と時間を消費しているモノ・コトについて話してくれました。
【開催形式】オンライン(zoom会議)
【参加者】首都圏在住の高校生男女5名(男性2名、女性3名)
※個人名は仮名です。
テーマ:高校生のカバンに必ず入っている○○とは!?
Q.通学カバンの中に必ず入っている物はなんですか?
あおい(高3)
高校生はみんなグミ好きだよね。
硬い派と柔らかい派に分かれるけど、基本みんなグミを一袋持っているっていう感じ。
れん(高2)
僕もグミ派です。食感が好き。
いつも見ているYouTuberが上げていた一日のルーティーン動画で同じグミを何個も食べていて、気になって同じグミを買いました。それ以来ハマっちゃって僕も同じグミをよく食べてます。
あおい(高3)
私もたぶん同じ動画見たと思う! その影響で私もそのグミにハマって、今もよく食べてます。
ゆうな(高3)
私もグミはいつもカバンに入ってます。でも、学校にはお菓子を持ってきちゃいけないんですよ。ゴミを学校には捨てられないから、個包装じゃなくて袋に直接入ってるタイプのお菓子にしてます。グミは匂いがあまりないし、先生にもバレにくいです。
ひろと(高3)
僕は小さくて、個包装って感じで手軽に持ち運べるやつが多いかな。友達にも配りやすい。
受験シーズンにはパッケージにいろんな応援メッセージが印刷されてるチョコを友達にあげてました。直筆のメッセージも書けたけど重い感じがして。印刷されてるメッセージの方が気楽に渡せたかな。
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高校生にとって「受験」は非常にデリケートなイベント。「あえて直筆メッセージは避ける」マインドには他の高校生からも共感の声が上がりました。
相手の置かれた状況に想像をめぐらせて、かける言葉や贈るメッセージを選択している傾向がうかがえます。
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学校生活はオケージョンの宝庫。女子高生のギフト&お祝い消費に迫る!
CCCMKホールディングスが高校生808人におこなった「自由に遣えるお金の使途」に関するアンケートによると、女子高生は男子高生に比べて「プレゼント代」に遣う人が2倍という結果になりました。
テーマ:高校生のプレゼント事情とは?
Q.学校生活でもらうプレゼントってなんですか?
あおい(高3)
私が学校で発表する機会があったときに、「お疲れ様」っていう意味で友達がお菓子の花束を作ってくれました。本物のお花だと枯れちゃったり、持って帰るのは大変だったりするので、お菓子で作ると食べるのも嬉しい。私の周りでは定番のプレゼントです。
ゆうな(高3)
Instagramのリールで作り方がよく流れてくるよね。私も保存してて、使う時に見返してます。
さくら(高1)
誕生日プレゼントは絶対あげるのと、たまにクリスマスとかバレンタインだとお菓子交換っていう形であげることがあります。
仲がいい子だと欲しいものを聞いてそれをプレゼントしたり。サプライズより外さない方が大事かなって。あとは、友達が好きそうな本やマンガを選んで渡すこともあります。
ゆうな(高3)
部活の先輩が引退するタイミングでオリジナルグッズを作って渡しました。部活メンバーの写真付きのマグカップ。アプリで簡単に作れるので定番だと思います。
ひろと(高3)
写真付きグッズは僕も部活の先輩に渡しました。学校のマークが入ったグッズも作ったかな。
さくら(高1)
大人数で集まって誕生日を祝うみたいなこともあります。持ち込みOKのカラオケにお菓子を買って持って行ったり。ケーキ作るのも流行ってて、「JKケーキ」っていうスポンジにクリーム塗ってマーブルチョコを乗せたり、棒付きチョコを刺すんです。高校1年生ならFJK(First)、2年ならSJK(Second)、3年ならLJK(Last)、みたいなデコレーションしたり。食べるときは紙コップでケーキを掘って、そのままお皿にして食べるんです。Instagramでもよく流れてきます。
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いつの時代でも共通する「友達とワイワイお祝いしたい」ニーズですが、令和の高校生のトレンドはSNSで見つけた身近な高校生の行動をトレースすること。
インフルエンサーによる発信よりも、自分と近しい属性やライフスタイルのアカウントをロールモデルとし、その投稿に近付けようとする傾向があります。
ゼロから流行りを生み出すのではなく、理想のフォーマットに+αの自分らしさを加えるのがポイントなようです。
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Z世代を知るには、Z世代に聞くしかない!
現代の若者の中心であり、社会全体への影響力も注目されるZ世代。
インターネットを使いこなし、世界中の膨大な情報にアクセスできる環境に置かれている世代だからこそ、さまざまな価値観に触れて育った世代です。世代でくくることができない「ペルソナが作りにくい世代」とも称されています。
Z世代をプロジェクトメンバーに
CCCMKホールディングスが提供する「座談会パッケージ」は、現役高校生~大学生世代のZ世代と直接対話する「座談会」を通じて、消費行動のインサイトや、マスメディアで紹介されていないトレンドの種を紐解くパッケージです。
“生の声”を集めるインタビューとしての活用はもちろん、Z世代を巻き込んだ中長期的な共創企画・プロジェクトのメンバーリクルーティングにもお役立ていただけます。
さらに、CCCMKホールディングスが保有する約1.3億人(有効ID数)の購買データや蔦屋書店/TSUTAYAなどのリアル接点などさまざまなアセットを組み合わせながら、若年層に向けたマーケティング・コミュニケーションまで一気通貫してご支援させていただきます。
ぜひZ世代向け商品・サービスのマーケティングにお役立てください。
■こんな方にオススメ
・若年層をターゲットとしたブランド・商材のご担当者様
・自社ブランド、商材ジャンルに関するZ世代の率直な意見を知りたい方
・Z世代を巻き込んだプロジェクト・企画にご興味がある方
※CCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
永田桜子 |マーケティングチーム
「データ」と「視点」を活かして みなさまの
「気づき」につながる発信を心掛けてまいります!
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