男性は49歳から健康意識に変化?栄養・エナジードリンクの1歳刻みランキング!

こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。

仕事や勉強をもうひと頑張りするため、健康、美容のために飲む栄養ドリンクやエナジードリンク。
商品によって味はもちろん、成分や効能が異なり種類もさまざまですが、性別や年齢によって購買する商品に特徴はあるのでしょうか?

今回は、T会員の購買データを基にした1歳刻みのランキングデータから、性年齢別の購買傾向を読み解きます。

【目次】
今回使用するデータの概要
▼栄養ドリンク・エナジードリンクの総合ランキング
 ・TOP2はエナジードリンク2大ブランドの商品がランクイン
▼男性人気商品ランキング
 ・男性人気商品の年齢による変化
 ・10~30代男性に人気!エナジードリンク
 ・40代以降に人気!栄養ドリンク
▼女性人気商品ランキング
 ・女性人気上位商品の傾向
 ・女性は30代から栄養ドリンク?
 ・女性は変化のタイミングが早い?
▼性別や年齢による違いが大きい



今回使用するデータの概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間:2020年12月1日~2021年11月30日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買データ
対象者:全国・15~69歳の男女(満年齢基準日:2021年4月1日)

 

栄養ドリンク・エナジードリンクの総合ランキング

まずは男女総合の人気商品からです。人気TOP30をまとめました。



 

TOP2はエナジードリンク2大ブランドの商品がランクイン

ランキング1位と2位はエナジードリンク2大ブランドの定番商品で、1位がアサヒ飲料「モンスターエナジー 缶 355ml」、2位がレッドブル・ジャパン「レッドブルエナジードリンク 缶 250」でした。

4位以降についても、上記2ブランドのシリーズで容量や味違いのものがランクインしていることから、よく支持されているブランドであることがわかります。

その他のランクインした商品をみてみると、
・森永製菓「inゼリー エネルギー 180g」
・明治「パーフェクトプラス 即攻元気ゼリー 180g」
・大正製薬「リポビタンD」シリーズ
・エスエス製薬「エスカップ 100ml」

など、形状や効能もさまざまなでした。

では、このランキングが性年齢の違いによってどのように変化していくのか見ていきます。

なお、今回利用しているデータについては下記からダウンロードが可能です。
ぜひダッシュボードを操作しながらご覧ください。



 

男性人気商品ランキング

続いて、男性人気の高い栄養ドリンク/エナジードリンクについて見ていきます。
ランキングTOP30は以下の通りです。 

                    1位はアサヒ飲料「モンスターエナジー 缶 355ml」、2位はレッドブル・ジャパン「レッドブルエナジードリンク 缶 250」と、男女総合ランキングと同じ結果でした。
その後、4位までエナジードリンクが占めています。

 

男性人気商品の年齢による変化
 

男性人気の高い栄養ドリンク/エナジードリンクについて、年齢による推移は以下の通りです。

縦軸はランキング順位、横軸は年齢を表したものです。

男性人気上位商品の年齢による推移を見てみると、19歳~48歳はアサヒ飲料「モンスターエナジー 缶 355ml」とレッドブル・ジャパン「レッドブルエナジードリンク 缶 250」などのエナジードリンクが1位争いをしています。

一方、49歳以降は大正製薬「リポビタンD 100ml×10本」、エスエス製薬「エスカップ 100ml」と、栄養ドリンクが上位を占めていました。

その他にも、男性4位人気のサントリーホールディングス「ZONe Ver.1.3.9 缶 500ml」も含め、エナジードリンクは年齢が下がるとともにランキングも下がっている様子や、反対に、佐藤製薬「ユンケルローヤル200 100ml」、興和「キューピーコーワαドリンク 100ml」を含む栄養ドリンクは年齢が上がるとともにランキングが上昇する傾向もみられました。

体のことを意識し始める40代を境にエナジードリンクから栄養ドリンクのシフトがあるのかもしれませんね。

エナジードリンクと栄養ドリンクそれぞれでもう少し詳しく見ていきます。

 

10~30代男性に人気!エナジードリンク

エナジードリンクとは、おもにカフェインやアミノ酸のほか、ビタミンなどが入っている炭酸飲料 を指すことが多く、30代までの比較的若い男性から高い人気を集めています。

20代男性から選ばれている商品は、1位がアサヒ飲料「モンスターエナジー 缶 355ml」、2位がレッドブル・ジャパン「レッドブルエナジードリンク 缶 250」でした。

ただ、画像赤枠の部分に注目してみると、20代から30代への変化の年である29歳と30歳の間でランキングの上下が入れ替わっていることがわかります。
年代の違いで好みや購買行動にも差が出るのかもしれません。

また、10~20代を見てみると、サントリーホールディングス「ZONe Ver.1.3.9 缶 500ml」が3・4位にランクインしていました。こちらは10~20代のデジタルネイティブ世代をターゲットにした商品である ことが関係しているのではないかと思われます。

30代では、アサヒ飲料「モンスターアブソリュートリーゼロ 355ml」、レッドブル・ジャパン「レッドブルシュガーフリー 缶 250ml」などの0カロリー系の商品や、シュガーフリー商品のランキングが上昇していました。

エナジードリンクを飲みたいと思っているものの、体にも気を使い始めるタイミングではこのような商品を選ぶのかもしれません。

過去に「モンスターエナジー」「レッドブル」の購入者分析を行ったコラムがあるので、ぜひこちらもご覧ください。

関連記事:「エナジードリンク2大ブランド「モンスターエナジー」と「レッドブル」の購入者を徹底分析 

 

40代以降に人気!栄養ドリンク

年齢が高くなるほどランキング上位に入りやすくなる栄養ドリンクを見ていきます。

40代以降、49歳ではエスエス製薬「エスカップ 100ml」が1位、52歳では大正製薬「リポビタンD 瓶 100ml」が2位にランクインするなど、栄養ドリンクや機能性商品のランキングが上がります。

明治「パーフェクトプラス 即攻元気ゼリー 180g」、佐藤製薬「ユンケルローヤル200 100ml」も、50代後半にかけて3~4位にランクインしているのが特徴的です。

ここから、若い世代はカフェインの摂取目的で商品を購入しているのに対し、40代以降は疲労回復・滋養強壮目的での商品購入へシフトしている可能性が考えられます。

 

女性人気商品ランキング

続いて、女性から選ばれている栄養ドリンク/エナジードリンクのランキングについてご紹介します。

男性はエナジードリンクがランキング上位を占めていましたが、女性は1位が大塚製薬「オロナミンCドリンク 瓶 120ml」、2・3位が森永製菓「エネルギーインゼリーK 180g」「inゼリー エネルギー 180g」です。

男性のランキングとは異なる特徴が見えてきました。さらに詳しく見ていきます。

 

女性人気上位商品の傾向

女性人気TOP3の商品を年齢別に見ると、それほど年齢に関係なく支持されていることが見えてきました。

大塚製薬「オロナミンCドリンク 瓶 120ml」は全世代でTOP5入りしているほか、森永製菓「エネルギーインゼリーK 180g」「inゼリー エネルギー 180g」も幅広い年代で上位にランクインしています。

エナジードリンクのTOP30へのランクイン数が、男性は11商品、女性が6商品だったように、男性と女性では栄養ドリンク/エナジードリンクの購入で重視する点が異なるようです。

エナジードリンクから栄養ドリンクへのシフトするタイミングや選ばれる商品の違いについてもみていきます。

 

女性は30代から栄養ドリンク?

女性人気が高い商品の年齢による推移をみていきます。

前述のような年齢に左右されず好まれている商品に加えて、21歳ではアサヒ飲料「モンスターエナジー 缶 355ml」が1位、24歳ではレッドブル・ジャパン「レッドブルエナジードリンク 缶 250」が1位など、20代ではエナジードリンクが上位に登場しているのに対し、35歳以降は順位が下がっています。

一方、40歳以降は栄養ドリンクの順位が上がる結果となりました。
49歳では大正製薬「リポビタンファイン 100ml」が3位、52歳ではエスエス製薬「エスカップ 100ml」が4位と上位に入っています。

女性は身体や健康を意識するタイミングが男性より早いのかもしれません。

 

女性は変化のタイミングが早い?

ランキングが変化するタイミングの違いについてみていきます。     

エナジードリンク

以下は、レッドブル・ジャパン「レッドブルエナジードリンク 缶 250」の男女のランキングを比べたものです。
黄色線が女性、水色線が男性、縦軸はランキング順位、横軸は年齢を示しています。

女性は35歳頃からランキングが下がりますが、男性はそれよりも遅い50歳頃から下がっているのがわかります。
ここからも、女性のほうが早く健康意識が高まることが見て取れます。

栄養ドリンク

30代にかけてランキングが上昇し、その後エナジードリンクに代わって上位に登場する栄養ドリンクは、ビタミン・ミネラルを補う商品や、女性をターゲットとした商品の人気が強い傾向が見られました。

ビタミン・ミネラルを補う商品は男性でもランクインしている商品がありますが、女性は商品数も多く、ランキングも上がっています。
以下は、ハウスウェルネスフーズ「C1000 ビタミンレモン 瓶 140ml」を例に、男女ランキングを比べたものです。

男性の総合ランキングではランク外でしたが、女性ランキングでは15位に入りました。
また、全年齢で男性より女性に人気が高いのも特徴的です。

その他にも、女性をターゲットとした商品は男性ではランク外でありながら、女性人気は高い結果となりました。

例えば、大正製薬「リポビタンファイン 100ml」です。
男性はランク外の商品ですが、女性だと総合5位にランクインし、特に40~65歳の間では3位~5位をキープしています。

男性の場合は、栄養ドリンクの中だと同シリーズの大正製薬「リポビタンD」が最も人気でしたが、疲れだけではなく肌荒れ・乾燥にも効果があり、糖質を含まないことに加え「頑張る女性の味方。」というキャッチコピーが女性人気を高めている理由の一つといえそうです。 

注目したいもう一つの商品が、エーザイ「チョコラBB」シリーズです。
こちらも男性ではランク外でありながら、女性は17位にエーザイ「チョコラBB ライト 100ml」、21位に「チョコラBBハイパー 50ml」、26位に「チョコラBBスパークリング 140ml」と、 エーザイ「チョコラBBシリーズ」商品が3商品ランクインしていました。

チョコラBBシリーズが「すべての女性のキレイと元気を応援する」をブランドメッセージとして発信し続けていることが理由として考えられます。 

男性と女性では、栄養ドリンクに求める効果効能が異なるようですね。

 

性別や年齢による違いが大きい

栄養ドリンクとエナジードリンクについて1歳刻みランキングを見た結果、性別や年齢によって選ぶ商品が異なることがわかりました。

今回利用した1歳刻みのデータからは、実に多くのことが見えてきます。
このような1歳刻みのランキングは、CCCマーケティングが約7,000万人のT会員の属性データと購買データをシングルIDで管理しているからこそできることです。データに基づくマーケティングをしたいと考えている企業のみなさまは、CCCマーケティングまでご相談ください。

今回使用したTableauダッシュボードはダウンロードしていただけます。ぜひ実際にダウンロードしてご覧ください。

 

※CCCマーケティングでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

参考:「公式サイト :: Energy Drink :: Red Bull JP」
参考:「inゼリー・inバープロテイン | 森永製菓株式会社」
参考:「即攻元気ゼリー|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.」
参考:「疲労回復、栄養補給 リポビタンD | トップページ | 大正製薬」
参考:「肉体疲労時の栄養補給・滋養強壮には - エスカップ - エスエス製薬」
参考:「清涼飲料水Q&A|一般社団法人 全国清涼飲料連合会」 
参考:「デジタル新時代のエナジードリンク「ZONe(ゾーン)」、10~20代のデジタルネイティブ層へ訴求 β版は大学・ネットで話題に|食品産業新聞社」
参考:「リポビタンファイン | 大正製薬」
参考:「女性応援ブランド賞 受賞! | チョコラドットコム 」

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