CCCマーケティングの「エグゼクティブ・アドバイザー」に横山隆治氏が就任

CCCマーケティングの「エグゼクティブ・アドバイザー」に横山隆治氏が就任

CCCマーケティングでは、このたび、有限会社シックス・サイト(横山隆治事務所)代表取締役社長の横山隆治氏を、さまざまな企業のみなさまのDX(デジタル・トランスフォーメーション)に寄与し、マーケティング課題解決から経営戦略の策定までご支援する「エグゼクティブ・アドバイザー」に迎えました。

CCCマーケティングは、「ユニークデータを解決力に。※」をキーメッセージに掲げ、年間トランザクション50億件超におよぶ購買データや約7,000万人の生活者の多種多様なライフスタイルデータもとに、テクノロジーと対話力と提案力で、さまざまな企業の課題解決に取り組んでいます。

一方の横山氏は、日本におけるデジタル/データベースマーケティングの黎明期から、ネット広告の普及、理論家、体系化に取り組まれ、経営方針からマーケティング戦略策定まで、コンサルタントとしてさまざまな企業のみなさまの課題に向き合い、解決されてきました。

今回は、横山氏が「エグゼクティブ・アドバイザー」に就任下さった理由やCCCマーケティングに期待していること、今後の歩みなどをご紹介させていただきます。

目次[非表示]

  1. 1.圧倒的な量と質を誇るデータが“シングルソースで繋がっている”という強み。
  2. 2.マーケティング課題解決~経営戦略の策定まで、幅広いご支援を。
  3. 3.企業、生活者、そして社会のために。安心したソリューションを。

圧倒的な量と質を誇るデータが“シングルソースで繋がっている”という強み。

――横山氏から見たCCCマーケティングの印象を教えてください。

横山氏:実はCCCマーケティングさんとのお付き合いは古く、昔からお世話になっていました。今でこそビッグデータを持っている会社は数多ありますが、CCCマーケティングの保有するリアル店舗の購買データの量は圧倒的です。

加えて、データはただ保持しているだけでは価値がありませんが、CCCマーケティングは、分析への知見がとても深いです。データをインフォメーションに変えて、さらに知見に変える、言わば「データの料理人の腕」に関心しています。

これはマーケティング力とも言えますが、優秀な人材が抜けると機能しなくなる企業もある一方、CCCマーケティングでは誰でも触れるような分析ツールを導入したり、社内でのデータの扱い方に長けており、属人化していません。そういう企業は、今年より来年、来年より再来年という成長をしていけると思っています。

――CCCマーケティングの保有するユニークデータ※を、どのように捉えていますか。

横山氏:まず、競争優位性が高いと思います。日本全国約7,000万人のT会員のあらゆるデータが、シングルソースで繋がっているということは本当に凄いことです。ポストcookie時代において、「マーケティングの在り方が昔に戻ってしまうのではないか」と危惧される中、これだけの量と質を保有している企業は他にいません。

加えて、いくらビッグデータを保有している企業が同じことをしようとしても、生活者ご本人から許諾が無ければ、それは叶いません。その意味で、しっかりと許諾を取れているビッグデータを保有しているのは、CCCマーケティングくらいだと思っています。

――「エグゼクティブ・アドバイザー」として、CCCマーケティングに期待することを教えてください。

横山氏:消費者のインサイトを見つける作業は、実はすごく難しいことで、これまでの時代は、プロのマーケターやコンサルタントが半分思いつきやアイデアでやってきたところがあります。しかし、CCCマーケティングと共創すれば、データを元に検証を重ね、実証されたターゲットを導き出すことが可能です。仮説~検証~実施~分析まで一気通貫したマーケティングが叶います。

マーケティング課題解決~経営戦略の策定まで、幅広いご支援を。

――今後、どのような取組みをされるのでしょうか。

横山氏:マーケティング課題解決に向けた分析~経営戦略の支援まで、企業のみなさまの課題に合わせたコンサルティングをしていきます。
T会員の登録情報と購買・TV視聴・行動データ、そしてクライアント企業のみなさまが持っている戦略や商品情報などを掛け合わせたトライアングルに、新たなデータマーケティングを構築します。

マーケティングの業界にある、既存のマスメディアとネット上のデジタルメディアを括る、ペイドメディア(Paid Media)、オウンドメディア(Owned Media)、アーンドメディア(Earned Media)という考え方は、私がアメリカから持ってきた概念なのですが、こういった概念も活用しながら、マーケティングコミュニケーションの全体MAPの策定など、ご支援できればと考えています。

――取組みの具体例を教えてください。

横山氏:例えば、ビールの売れ行きというのは、広告よりも実は気温に左右される。そういった顧客動向や市場変数などもデータで捉えながら、広告の投資対効果を最大化したいと思っています。

テレビCMで言うと、現状、企業は単価を安くするために、人気帯に加えて早朝や深夜枠を抱き合わせで買っていますが、CCCマーケティングの保有するTV視聴データをしっかりと分析して、必要な帯だけに打てば効果が最大化できます。
昨今世間で語られるDX(デジタル・トランスフォーメーション)というのは、「プロセスをデジタル化し、投資対効果を最適化していきましょう」というものなので、CCCマーケティングのデータはそこに大きく寄与するはずです。

企業、生活者、そして社会のために。安心したソリューションを。

――今後、目指す世界を教えてください。

横山氏:目指すのは、企業にとっては投資対効果の最大化、視聴者にとっては必要なCMだけが流れる世界。生活者からすると「広告は邪魔者」という考えがあるけれど、適切な人に適切な量が当たるようになれば、広告はとても便利で有難いものに変わる。その改善のご支援ができると嬉しいです。

アメリカ発端で、「ゼロPartyデータ=自分の便益をあげるために積極的にデータを提供する」という概念があります。生活者は、「人のためになりたい」「自分を理解してほしい」「こういう情報を得たい」などの思いの元、データを企業に提供するんです。

そういう意味で、CCCマーケティンググループは、「UNIQUE DATA, SMALL HAPPY.」というしっかりとしたポリシーを持っています。クライアントのために、生活者のために、社会のために、という思い。
生活者の感じる嬉しいという気持ちの上に、安心したソリューションが成り立つという思いは一緒なので、そこを意識して取り組んでいきたいですね。

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CCCマーケティングは、今後、「エグゼクティブ・アドバイザー」横山氏とともに、さまざまな企業のみなさまに向けて、より一層のマーケティング課題解決から経営戦略のご支援に取り組んでまいります。マーケティングコミュニケーションでお困りの方は、ぜひ一度CCCマーケティングへご相談ください。

また、本サイトにて、横山氏との取組みやインタビューなどを随時掲載してまいりますので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね!

<横山隆治氏 プロフィール>
有限会社シックス・サイト(横山隆治事務所) 代表取締役
ベストインクラスプロデューサーズ 取締役
デジタルインテリジェンス 取締役

1982年、青山学院大学文学部英文学科卒。同年、旭通信社入社。1996年、インターネット広告のメディアレップ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムを起案設立。同社代表取締役社長に就任。2001年、同社を上場。インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論家、体系化に取り組む。2008年、ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。2010年9月、デジタルコンサルティングパートナーズを主宰。企業のマーケティングメディアをPOEに再整理するトリプルメディアの考え方を日本に紹介。主な著書に『CMを科学する』(宣伝会議、2016年)、『新世代デジタルマーケティング』(インプレス、2015年)など。

横山隆治氏

■有限会社シックス・サイト 概要
会社名:有限会社シックス・サイト(横山隆治事務所)
設立:2004年12月20日
代表者:代表取締役社長 横山隆治
本社所在地:東京都港区
主な事業内容:マーケティングコンサルティング、DX支援、ブランドコミュニケーションコンサル、アロケーションコンサル、レンタルCDO
URL:www.sixsights.co.jp

※ユニークデータとは、約7,000万のシングルID、年間50億件以上の購買トランザクション、20万店舗のネットワークで扱われる60億種類の商品データ、数千項目からなる顧客DNAのペルソナデータ、オフライン・オンライン上の移動・行動データやメディア接触データ、またCCCMKグループオリジナルのエンハンスデータなどを指します。

※CCCマーケティングでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。

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