カルビー「しあわせバタ~」を買うのは23~26歳の女性だった!スナックの定番ポテトチップスの1歳刻みランキングの結果とは?

こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。

ポピュラーなスナック菓子の一つといえば、ポテトチップスですよね。
今後、世界のポテトチップスの市場規模は右肩上がりに伸びると予想されており、日本だけでなく世界中の多くの方に愛されています。

今回は日本で人気のポテトチップスについて、T会員の購買データを元にメーカー・ブランドシェアや人気商品のランキングをご紹介します。
 

【目次】
▼今回使用するデータの概要
▼ポテトチップスのメーカー&ブランドシェア
▼ポテトチップス総合ランキング
▼男性に人気のポテトチップスランキング
▼女性に人気のポテトチップスランキング
▼性別・年代によって特徴的な動きがみられたポテトチップス


今回使用するデータの概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間:2020年9月1日~2021年8月31日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買データ
対象者:全国・15~69歳の男女

 

ポテトチップスのメーカー&ブランドシェア

人気のポテトチップスのメーカーシェア、ブランドシェアについてご紹介します。
 

メーカーシェア

メーカーシェアを見てみると、カルビーが53.9%、湖池屋が21.1%、ヤマザキビスケットが10.8%と、上位85%以上を3社で占める結果となりました。中でもカルビーは全体の半数以上を占めており、多くの方に選ばれていることがわかります。

続いて「プリングルズ」の日本ケロッグ、「プチポテト」のブルボン、「わさビーフ」の山芳製菓などで残りの約10%を占めています。
他、「オー・ザック」のハウス食品が1.6%、「Lay’s(レイズ)」のジャパンフリトレーが1.0%、「あみじゃが」の東ハトが0.5%、その他が2.5%でした。
 

ブランドシェア

続いて、ブランドシェアをみていきます。

初めに、メーカーシェアトップのカルビーについて見てみましょう。
シェア率は、「(カルビー)ポテトチップス」>「堅あげポテト」>「ピザポテト」の順でした。(その他は限定の味やパッケージの商品が含まれるため、今回の記事では割愛します。以下同様)
また、「カルビーポテトチップス」は1ブランドで20%以上のシェアを持っていることから、1強と言えるでしょう。

湖池屋は「(湖池屋)ポテトチップス」のシェア率が高く、次点で「プライドポテト」「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」「じゃがいも心地」がほぼ同じくらいのシェア率です。

ヤマザキビスケットは「チップスター」、日本ケロッグは「プリングルズ」、ブルボンは「プチポテト」、山芳製菓の「わさビーフ」などが各ブランドシェア上位を占めおり、カルビーと湖池屋以外は、ほぼ1ブランドで構成されていました。

なお、今回の記事で使用したデータはダウンロード可能です。
男女別のブランド・メーカーシェアはダウンロード版のみで公開中!
以下よりダウンロードください。




 

ポテトチップス総合ランキング

続いて、商品別の総合ランキングをご紹介します。
 

堂々の1位は「チップスター うすしお」

総合ランキング1位は、ヤマザキビスケット「チップスターSうすしお」でした。ヤマザキビスケットはメーカー点数シェアでは10.8%、チップスターはブランド点数シェアで10.7%でしたが、ブランド単位ではなく商品単位であるため、ランキングが変動しています。

トップは定番が占める

10位までは大部分を定番の味ともいえる、うすしお・コンソメ・のりしおなどが熾烈な戦いを見せました。山芳製菓「わさビーフ」は異色のランクインを果たしています。
また、特徴的なポイントとして、30位中15商品をカルビーが占めていました。

11位以降は定番以外もさまざまランクイン

11位以降になると、定番以外のフレーバーもランクインするようになります。
定番以外では「カラムーチョホットチリ味」「サワークリーム&オニオン」「すっぱムーチョさっぱり梅味」「ポテトチップスフレンチサラダ」「ピザポテト」などがランクインしていました。

 

男性に人気のポテトチップスランキング

男性人気の高いポテトチップスランキングは以下のとおりとなりました。
なお、Tableauダッシュボードのブランドをクリックすると、1歳刻みのランキングがハイライトされます。さらに下部には男女の比較も表示されます。ぜひ試してみてください。

 

男性がどのような商品を選んでいるのか、年齢から分かる特徴などをご紹介します。

 

男性人気ランキング上位のブランド

男性1位の商品は、15~29歳まではカルビー「堅あげポテトうすしお味」30・31歳のみ山芳製菓「わさビーフ」以降はヤマザキビスケット「チップスターSうすしお」という結果でした。

総合ランキング11位の「堅あげポテト」をクリックしてみてください。うすしお味は若い世代に人気が高く、30歳を境に急降下していることがわかります。50歳以上で少し上昇していますが、これは子供への購買の可能性も考えられます。サイズ違いも同様の傾向がみられました。
なお、21位のブラックペッパーは23歳以降でより顕著に急降下しました。39歳にはランク外となっていることから、社会人にはあまり支持されていないようです。

総合ランキング1位のヤマザキビスケット「チップスターSうすしお」は、15・16歳では2位につけているにもかかわらず、17歳以降急降下し、21歳では12位まで落ちます。しかし、22歳から徐々に上昇し、32歳になると1位まで上昇するのが特徴です。その後、66歳まで1位となっています。

9位の山芳製菓「わさビーフ」は、16歳以降4位にランクイン、30・31歳で1位になりますが、それ以降急降下している特徴的な動きを見せています。
 

若い男性に人気のブランド

若い男性にはカルビー「堅あげポテト」が人気ですが、それ以外で特徴的な動きをしているものをみていきましょう。

9位の山芳製菓「わさビーフ」と近しい動きは、日本ケロッグ プリングルズ「サワークリーム&オニオン」にもみられました。23~28歳までは2位であるものの、29歳以降には右肩下がりしています。

18位のカルビー「ピザポテト」は30代前半をピークに、年齢が上がるほど急降下する結果となりました。46歳以降は30位以内にもランクインしていません。

定番商品の動き

カルビーのうすしお・のりしお・コンソメは、10~20代前半で凹みがありますが、30代以降で安定の人気を見せています。30代で上位ランクインの傾向が見られました。

ヤマザキビスケットチップスターのうすしお・コンソメはカルビーポテトチップス同様に、10~20代前半で凹みがありますが、30代で安定の人気を見せています。
また、「チップスターのりしお」は同様の動きではあるものの、22歳では30位、44歳では4位と、ランクアップが特に急激です。
 

定番商品以外の傾向

定番品以外は年齢によるものよりも、好みの傾向が強いようです。「カラムーチョ」「しあわせバタ~」「すっぱムーチョ」などは、年齢によってランキングがバラバラでした。

また、28位のカルビー「プロ野球チップス」について、女性だとほぼ全年齢ランク外であることから、男性購買がほとんどであるとわかります。

高級ラインといえる22位の湖池屋「ジャガイモ心地」は、年齢が上がるほど人気が強くなる傾向がみられ、16位のカルビー「ポテチフレンチサラダ」40代に非常に人気があることも特徴的でした。

 

女性に人気のポテトチップスランキング

続いて女性に人気があるポテトチップスのランキングについてです。
なお、こちらのTableauダッシュボードもブランドをクリックすると、1歳刻みのランキングがハイライトされます。さらに下部には男女の比較も表示されます。ぜひ試してみてください。

 

続いて、女性がどのような商品を選んでいるのか、年齢から分かる特徴などをご紹介します。

 

女性人気ランキング上位のブランド

女性人気1位は、15~22歳まではカルビー「堅あげポテトうすしお味」、23~26歳がカルビー「しあわせバタ~」、27~47歳がヤマザキビスケット「チップスターうすしお」、48歳以上がカルビー「ポテトチップスうすしお味」でした。
ここだけ見てみても、男性のランキングよりもバラエティー豊かな上位ラインナップです。

総合ランキング2位のカルビー「ポテトチップスうすしお味」をクリックしてみてください。23歳以降急降下、45歳以降徐々に上昇しています。これは男性と同様の傾向ではありますが、年齢が5歳ずつほど違うのはおもしろい特徴です。
また、1位のヤマザキビスケット「チップスターうすしお」は、20代で若干凹むものの、27歳以降1・2位を死守しています。カルビー「ポテトチップスうすしお味」と同様の傾向が見られました。
 

若い女性に人気のブランド

特に若い女性に人気の傾向が見られたのが、日本ケロッグのプリングルズ「サワークリーム&オニオン」でした。ただ、25歳以降右肩下がりを見せます。
15位のカルビー「堅あげポテト ブラックペッパー」は、年齢が上がるほど急降下しており、男性同様です。

また、総合ランキング5位のカルビー「しあわせバタ~」は常にTOP10に入る人気商品です。特に20~30代の男女差が大きく、総合ランキングでは男性15位、女性5位という結果でした。
 

定番商品の動き

1位~4位は男性同様、上記のように定番商品以外が人気です。一方、定番フレーバーでも内容量が多いカルビー「ビッグバッグ」などは下位との結果になりました。
カルビーのうすしお・のりしお・コンソメは、10~20代前半で凹みがあるものの30代以降安定の人気を見せています。30代で上位ランクインの傾向もありました。

ヤマザキビスケット「チップスター」をクリックしてみてください。うすしお・コンソメは、カルビーポテトチップス同様に、10~20代前半で凹みますが、30代で安定の人気となっています。これは男性同様の結果でした。
 

定番商品以外の傾向

ご紹介したようにカルビー「しあわせバタ~」が女性の特徴といえますが、他にも、湖池屋「すっぱムーチョ」も男性とは違う傾向を見せました。
年齢ごとの動きは同様ではありますが、「すっぱムーチョ(さっぱり梅味)」はランキングで総合9位(男性は26位)。別フレーバーの「すっぱムーチョ(さっぱりビネガー味)」も21位にランクインしています。

一方、その逆でカルビー「ポテトチップスコンソメWパンチ」は男性8位、女性24位と、男性人気の方が高いようです。
高級ラインの湖池屋「じゃがいも心地」「プライドポテト」カルビー「ポテトデラックス」などについては女性の方が人気の傾向がみられました。

また、小さくて食べやすいブルボン「プチポテト」がランキングに入っているのは女性だけです。クリックしてみると、特に子育て世代に選ばれているのが分かるかと思います。

 

性別・年代によって特徴的な動きがみられたポテトチップス

ポテトチップスの人気ランキングを見てみると、性別や年代によって異なる特徴がみられることがわかりました。女性と男性では味の好みが異なることも見てとれます。

なお、今回の記事で使用したポテトチップスデータはダウンロード可能です。記事内で掲載しているボードをそのままお手元で見ることができます!
さらに、男女別のブランド・メーカーシェアはダウンロード版のみで公開中です。



性別・年齢別の違いを細かく分析することは、マーケティングにおいても欠かせません。CCCマーケティングでは7,000万人超のT会員のアクティブデータを用いた、分析やターゲティングをご提案しています。
7,000万人の購買データを保有しているからこそ見ることができる1歳刻みのランキングも、CCCマーケティングができることの一つです。

マーケティングについてお悩みのある企業のみなさまは、ぜひご相談ください。

こちらの記事ではアイスの1歳刻みランキングも公開中!
合わせてチェックしてみてくださいね。

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参考:ポテトチップス市場、2026年に398億米ドル規模到達見込み

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