23歳の1位は「スーパードライ」2位は「黒ラベル」!ビール類の1歳刻みランキング!

こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。

アルコールにはさまざまな種類がありますが、中でもビールはさまざまなお店で手に入るため、日常的に購入する方も多いのではないでしょうか?

一口にビールといっても、ブランドによって原料や製法が異なり、その味もさまざまです。
性別や年齢が違うと購買する商品にはどのような違いがあるのでしょうか?
ブランドごとに1歳刻みのランキングで見ていきます。

【目次】
今回使用するデータの概要
▼ビール類の男女総合ランキング
 ・TOP3はビール・新ジャンル・発泡酒それぞれランクイン
▼ジャンルごとの購買傾向を1歳刻みでチェック!
 ・レギュラービールの若者人気は「ブランドへの共感」がカギ?
 ・30代~の健康意識で機能性ビールがランクアップ
 ・若年層に広がるプレミアム系ビール?
 ・飲みごたえ系発泡酒・新ジャンルは本格派の普段用?
▼商品の特性によっては違いがある



今回使用するデータの概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間:2021年1月1日~2021年12月31日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買データ
対象者:全国・20~69歳の男女(満年齢基準日:2021年4月1日)

 

ビール類の男女総合ランキング

まずは男女総合ランキングから見ていきます。人気上位30位は以下の結果となりました。

アサヒビールや麒麟麦酒、サッポロビール、サントリーなどのメーカーから、さまざまなブランドの商品が並んでいます。

 

TOP3はビール・新ジャンル・発泡酒それぞれランクイン

1位はアサヒビール「スーパードライ」でした。
後ほどご紹介しますが、全年齢で1位にランクインしていることから、不動の一番人気といえそうです。

2位はサントリー「金麦」、3位はアサヒビール「スタイルフリー」と続き、総合ランキングTOP3はビール、発泡酒、新ジャンルそれぞれから1ブランドずつランクインする結果となりました。

また、3~6位までは新ジャンルがランクインしていました。
ビールよりもお手頃価格でありながら味に遜色はなく、高アルコールやカロリーオフなど、嗜好に合わせて商品が選べるのが人気の理由と予想できます。

なお、今回の記事で使用しているデータは下記からダウンロードができます。
男女別のランキングもご覧いただけますので、ぜひダッシュボードを操作しながらご覧ください。

※表示端末によって画像が見えづらい場合がございます。詳細は資料をダウンロードの上ご確認ください。

次はビール、発泡酒、新ジャンル、機能性などジャンルごとに購買する性別や年齢に差があるのか見てみます。

 

ジャンルごとの購買傾向を1歳刻みでチェック!

ビールのジャンルごとに人気商品の傾向が異なりました。

そこで「レギュラービール」「機能性ビール」「プレミアム系」「飲みごたえ系発泡酒・新ジャンル」の4つのジャンルに分けて詳しく見ていきます。

 

レギュラービールの若者人気は「ブランドへの共感」がカギ?

レギュラービールの各ブランド人気商品ランキングの年齢による推移を見てみます。
 

グラフの縦軸は人気ランキング、横軸は年齢を表しています。

先述した通り、1位は不動の人気を誇るアサヒビール「スーパードライ」でした。全年齢で1位に選ばれています。

その他、麒麟麦酒「一番搾り」は年齢に応じてランキングが若干上昇します。メインターゲットを40・50代として設定 していることが関係していそうです。
一方で、サッポロビール「黒ラベル」や、アサヒビール「アサヒ生ビール」については20代に人気があり、年齢が上がるとランキングは下降します。

「黒ラベル」と「アサヒ生ビール」は、どちらもビールに多い「キレ・コク」などの機能の価値訴求ではなく、ブランドイメージを浸透させるようなアプローチ をしている特徴があります。

サッポロビール「黒ラベル」は、大人エレベーターシリーズのCMが人気で、CMの中ではビールについて一言も語られておらず、美味しさや味の訴求が多い他社のCMとは違うアプローチが印象的で、22~25歳では2位にランクインしています。

また、アサヒビール「アサヒ生ビール」についても同じように、商品誕生のストーリーなどを大切にした見せ方をしています。

こういったブランドイメージづくりが手軽な上質さを求める若者にフィットし、ブランドに共感した若者が購入しているのではないでしょうか。

 

30代~の健康意識で機能性ビールがランクアップ
 

続いて、機能性ビール類についてです。

麒麟麦酒「淡麗グリーンラベル」、麒麟麦酒「一番搾り 糖質ゼロ」、サントリー「金麦(糖質75%off)」の年齢別ランキングは以下の通りでした。

糖質を抑えたり、ゼロにした機能性ビールは、各企業から発売されており、どれも30代にかけてランキングが上がります。健康を意識し始めるタイミングで、通常のビールからスイッチする方も多いのかもしれません。

同様に、サントリー「パーフェクトサントリービール」、麒麟麦酒「のどごし ZERO」、アサヒビール「オフ」、アサヒビール「クリアアサヒ 贅沢ゼロ」なども、30~40代にかけてランキングが上昇していました。

また、男女でのランキング差が大きく出ました。

上記は、例としてサントリー「金麦(糖質75%off)」の年齢別ランキングを男女別に表したものです。男女で比較してみると、全年齢で女性のほうがランキング上位であることがわかります。

他のブランドを見てみても、差が大きいもの・小さいものとありますが、ほとんどが男性よりも女性に人気の結果になりました。女性のほうがより健康に気を使っている方が多いのかもしれません。

 

若年層に広がるプレミアム系ビール?

続いてプレミアム系に分類される商品のブランドについてです。

通常の商品よりもこだわった原料や製法により、高級志向なプレミアムビール。生活に比較的余裕のある高年齢層から選ばれているのかと思いきや、年齢別ランキングの推移を見てみると、意外にも20・30代の若年層に人気が高いことがわかりました。

サントリー「プレミアムモルツ」では、プレミアム系のビールの「敷居が高いビール」というイメージを払拭し、親近感のある「自分へのご褒美」というイメージ浸透を図ったマーケティング を行っているのが特徴です。こういったマーケティングの効果もあるのかもしれません。

おうち時間が増える中、「家で楽しめる少しリッチなもの」を求める気持ちの高まりも関係していそうです。

 

飲みごたえ系発泡酒・新ジャンルは本格派の普段用?

最後に、本格的なビール感のある、いわゆる「飲みごたえ系」の発泡酒や新ジャンルについて見てみます。

どれも年齢が上がるにつれてランキングも上がる結果となりました。

例えば、麒麟麦酒の「のどごし」や「本麒麟」は20代では10位ほどであるのに対し、56歳以降は「のどごし」が2位、「本麒麟」は3位まで上昇しています。

また、男女で差を比べてみると、以下のような結果になります。

「本麒麟」は男性人気が高い一方で「のどごし」は女性人気が高い結果となりました。

どちらも飲みごたえを謳った商品ですが、「本麒麟」はアルコール度数が6%なのに対して、「のどごし」はアルコール度数が5%と、少し飲みやすいことも女性人気が高いことと関係しているかもしれません。

 

商品の特性によっては違いがある

同じビール類の商品を比較してみても、年齢や性別によって選ぶブランドには大きな違いがあることがわかりました。

20代から30代に変わるタイミングで健康を意識する方が増え、選ぶブランドも変化していることなどから、1歳刻みで人気ランキングを見ることによりマーケティングのヒントが見つかりました。

1歳刻みのランキングは、CCCマーケティングが約7,000万人の属性データと購買データをシングルIDで管理しているからこそ出せるデータです。
データに基づいたマーケティングに取り組んでいきたいと考えている企業のみなさまは、ぜひCCCマーケティングまでご相談ください。

なお、今回の記事のもとになっているデータについては、以下よりダウンロードができます。こちらもぜひご覧ください。

 

※CCCマーケティングでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

参考:発泡酒はビールや新ジャンルと何が違う? | 副原料や酒税法も解説
参考:「キリン一番搾り生ビール」販売好調~販売好調を受け、10月は約1割増産~
参考:サッポロ「黒ラベル」はなぜ若者に人気なのか 新社長が語るTVCMの狙いと反響
参考:幸運の不死鳥をアイコンに復活、「アサヒ生ビール」のパッケージデザイン
参考:サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」、いま20~30代の若年層に売れている理由とは?

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