2020年上半期売上ランキング!去年より売れた商品は“アレ”だった!

こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。

2020年は新型コロナウイルスの影響もあり、昨年までとは違い社会的に大きな変化が起きた年になりました。
外出自粛や人との接触を避ける生活様式の推奨によって、生活者の購買行動にも影響が出た今年の上半期にはどのような商品が売れたのでしょうか。

この記事では、2020年上半期の商品売上ランキングをご紹介するとともに、2019年の上半期と比較してどのような差が出たのか、徹底分析していきます。

【目次】
▼2020年上半期の購買データについて徹底分析
▼2020年上半期売上ランキング【女性】
▼2020年上半期売上ランキング【男性】
▼年代別のリフト値


2020年上半期の購買データについて徹底分析

今回は、CCCマーケティングが保有する「2020年上半期の購買データ」を分析してランキングにしました。

2019年上半期と比較すると、今年は世界的に猛威を振るった新型コロナウイルスの影響が大きく出る結果となっています。
主に感染予防に直接関わる商品が昨年と比べて売上を大きく伸ばしたほか、コロナ禍では意外な商品も売れ行きを伸ばす結果となりました。

反対に外出自粛、リモート通勤などの影響により売上が減った商品もあり、生活者の購買行動が大きく変化した年になったのではないでしょうか。
売上にどのような影響があったのか、ジャンルや項目に分けてそれぞれ分析して、詳しくご紹介していきます。
 

データ対象、データの見方

今回の2020年上半期売上ランキングのデータは以下の条件で収集しました。
尚、今回は売上点数を「売上」として集計しています。

期間:2020/4/1~2020/9/30
比較期間:2019/4/1~2019/9/30
抽出元:多種多様なTポイント商圏内の日用品・食料品カテゴリの購買
対象者:全国20~89歳の男女

データ分析については、去年と今年の購買率を比較した時にどのくらい伸長(リフト)しているか示した指標であるリフト値を基本として、購買率と合わせて見ていきます。

リフト値は、購入率がどのくらい伸びたかを示す値です。購入率同士を割り算しており、1を基準に、1未満は去年の方が売れている、1より上は今年の方が売れているという見方になります。差が出ているといえるのは1.2(0.8)以上を目安としています。

グラフ上の項目にカーソルを合わせると(スマートフォンやタブレットの場合はタッチ)、データの詳細がご覧いただけますので、是非お試しください。

2020年上半期売上ランキング【総合】

 

「日用品」「食品」いずれかを選択するとそれぞれのランキングが表示されます。

2020年上半期売上ランキングを総合的に見ると、日用品ではマスク、ハンドソープ、ウェットティッシュなど新型コロナウイルスの対策商品が圧倒的に売上を伸ばす結果となっています。

反対に日用品で売れなくなったものはメイク用品、ライター、口中清涼剤など、外出自粛の影響で使用する頻度が少なくなった商品が多く見られます。

食品の売上状況を見てみると、玩具菓子がトップで次にインスタントコーヒーが続く結果となっており、こちらも外出自粛による巣ごもり需要の影響が出ていることが分かります。
その他、売上が伸びたものとして、インスタント袋麺、乾麺、つゆ、まぜ御飯の素などがあり、買いだめしても保存が効く食品が上位に見られます。

また、前年度と比較して大きく売上を伸ばした食品のなかに「のり」のカテゴリがありますが、のりカテゴリに含まれる「アオサ」がコロナに対して効果があるという情報が流れたことがあり、その影響で販売数を大きく伸ばしたのではないかとも言われています。

食品で売れなくなったものとしては、会社で仕事中に飲食していた各種ドリンクやチューインガム、また自宅で調理する時間ができたことによって自炊する人が増えた影響で冷凍食品・惣菜が挙げられます。
 

2020年上半期売上ランキング【女性】

 

女性だけに絞って見てみると、日用品ではマスクやハンドソープなど新型コロナウイルスの対策商品がランキング上位に来る結果となっています。
そのほか、人混みや密になる空間を避けて、キャンプやアウトドアなど野外活動にシフトした影響か虫よけ商品もよく売れています。

反対に、外出自粛やリモートワークの影響でメイク・ケア商品の売上の減少が見られます。
食品では、休校となり自宅で過ごす子どものために、お菓子やおもちゃを買い与える人が増えた影響か、玩具菓子の売上が増加。ほかにも在宅の影響でインスタント袋麺やスパゲッティの売上が増えています。

一方で、自宅にいる時間が長くなった影響で、食事は自炊傾向にあるためか惣菜の売上が減少、仕事中に食べていたと思われるチューインガム、キャンディ、各種ドリンクも同じく減少しています。
 

メイクへの出費が減った!?コロナで変化したお財布事情

 

女性の年代別で見てみると、外出が減った影響か、どの年代にも共通している結果としてメイク・ケア商品の売上が昨年度より下回っています。

そのほか、特に目立ったのが40代以降の年代でマスクを購入する人が多い点です。ハンドソープ、ウェットティッシュも同様に売上を伸ばしています。

食品において20〜40代の年代で特徴的だったのが、漬物、乾麺など家で料理できるものが伸びた点です。一方で冷凍食品、惣菜の売上が減少しています。

また、50代以降の年代では、結果に大きな変化がなく新型コロナウイルスによる食生活の変化は少ないと言えます。
 

2020年上半期売上ランキング【男性】

 

次に男性だけに絞って見てみると、女性と同じく新型コロナウイルス対策商品が上位に来ているほか、キャンプやアウトドアなど野外活動にシフトした動きも同様で虫よけ商品も売れています。

また、長期保存ができる乾麺、香辛料などの購入が多い傾向です。そのほかにもコロナ禍において健康意識の高まりが影響したのか、納豆などの購入が増加。

反対に仕事中に食べていたと思われるチューインガム、キャンディ、各種ドリンクの購入が減少しています。
 

自炊が増えた?ランキングで見える自宅での行動

 

男性の年代別で見てみると、女性と同様に40代以降でマスクの購入に関して伸びが大きいほか家庭の掃除用品の伸びも見られます。

20〜40代は漬物、乾麺など家で料理できるものの購入が伸びたことや、女性と異なり冷凍食品も比較的購入されていて上位に。そのほか納豆や豆腐などデイリー消費系の食品も人気です。

50代以降は、ガムや栄養ドリンクの購入が減少していますが、新型コロナウイルスによる食生活の変化は比較的少ないと言えます。
 

年代別のリフト値

続いて、年代別のリフト値を見てみましょう。
この図では上部が最大のリフト値、下部が最小のリフト値を表していて、上下の差が大きいほど、昨年度と比べて売上の変動が大きいことを表しています。
分布上で選択しても対象の細分類がハイライトされるようにはなっていますが、細分類ハイライトから見たい細分類を指定して見ることもできます。

年代によって異なる傾向がみられる

 

赤い範囲になっているリフト値0.8~1.2の範囲は、19年との差が大きくないことを表しています。赤い範囲外に細分類が多く存在する(細分類が多く存在すると分布の色が濃くなります)、20代は19年からの変動が多いことが見受けられ反対に範囲内にほどんどの細分類が収まっている80代は19年からの変動があまりないと言えます。

それぞれ年代別のリフト値を比べてみると、日用品と食品どちらも20代でもっとも差が大きく、上の年代にいくほど昨年度との差が少なくなっています。

日用品のリフト値だけで見るとこれまでのどの項目でも結果が出ていたマスク、ハンドソープの値が目立っており、女性は20・30代、男性は20代で特に変動が大きいことが分かります。

一方、食品のリフト値で見てみると、男性より女性が全体的に高めのリフトとなっており、女性は20代、男性は20・30代で特に変動が大きい結果となっています。
 

2020年上半期の売上ランキングまとめ

2020年上半期は、新型コロナウイルスの影響が生活者の購買行動に大きく影響する予想通りの結果となりました。
特に、マスクやハンドソープといった新型コロナウイルスの対策商品が多く売れたほか、外出自粛により自宅で料理する人が増えて食材購入の増加に繋がっています。

反対に自粛による仕事のテレワーク化などによって外出する機会が減少、男女ともにメイク・ケア商品の需要が減少しています。

新型コロナウイルスによって、外出することや人と会う機会が大きく減りましたが、今後もこの新しい生活様式へシフトした影響が続くとも考えられ、これまでとは違った購買行動の結果が出ると予想されます。
 

CCCマーケティングなら実購買のデータがわかる

2020年上半期売上ランキングと商品を購入する生活者の傾向について、ご紹介してきました。

CCCマーケティングでは、今回ご紹介したランキングや商品の購買データなどを分析し、実購買データを把握できる「ID-POS分析」をはじめ、「TV視聴分析」「クチコミデータ分析」など、さまざまな角度からデータ分析ができるサービスを提供しています。

実購買・行動データからターゲットを可視化して、細かく分析しレポーティングできるので、商品の販売戦略や営業戦略に活用することが可能です。

記事でご紹介した購買・行動データの分析を検討の際には、ぜひ一度CCCマーケティングまでご相談ください。

 

※CCCマーケティングでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。

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