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好きな芸能人の話を聞きたい!30分トーク番組調査【視聴傾向編】

映画の公開や新ドラマのスタートに合わせて、出演者が宣伝のためにトーク番組にでるというのはよく聞く話。休憩中のエピソードなど舞台裏を聴くことができるトーク番組は、好きな芸能人の側面を知ることが出来る貴重な機会。ファンにとっては必ずチェックしたい番組ですね!

番組が男女どの年代によく見られているのか?毎週同じ時間に放送されていると習慣的に見る視聴者が多いイメージがあるかもしれませんが、毎回出演ゲストが異なるトーク番組ではどうなのか気になるところ!放送時間や、番組コンテンツも視聴者層が分かれる大きな要因ですが、出演ゲストによってどのくらい変化するのか?も調べてみたくなるポイント。

そこで、今回は30分枠で放送される6つのトーク番組をピックアップして調査を実施。
対象番組はこちらです!

目次[非表示]

  1. 1.対象番組
  2. 2.放送時間帯?MC?出演ゲスト?各番組の視聴者構成を調査

対象番組

日本テレビ系列「アナザースカイⅡ」は、出演者の思い出の地を旅するトーク番組。2020年2月現在のパーソナリティは今田耕司さんと広瀬アリスさん。
「おしゃれイズム」は、くりぃむしちゅーの上田晋也さん、藤木直人さん、森泉さんの3人がパーソナリティで、スタジオトーク、ゲストの自宅紹介や友人の出演などファンが楽しめるコンテンツが盛りだくさんな人気番組。

テレビ朝日系列「徹子の部屋」は、いわずと知れた国民的番組。黒柳徹子さんが司会を務め、2020年で放送開始45周年を迎える長寿番組。誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。

TBS系列「A-Studio+」は、笑福亭鶴瓶さんがメインMCを務め、2019年度は上白石萌歌さんがサブパーソナリティとして出演していた。笑福亭鶴瓶さんが、 ゲストのプライベートの知人にインタビューするなど、この番組だからこそ知れるゲスト情報が満載。

「サワコの朝」は、エッセイストとしても有名な阿川佐和子さんがMCで、出演ゲストの思い出の一曲を紹介するコーナーが特徴的。 多くの有名人にインタビューをしてきた阿川さんならではの「聞く力」によって、ゲストの意外な素顔をしることができる番組。

フジテレビ系列「ボクらの時代」は、仕事やプライベートで交友関係がある3人のゲストが出演する。ドラマや映画の共演者同士の裏話から、スポーツ選手同士のエピソードトークまで毎週さまざまなトークを楽しめる番組。

どの番組も出演ゲストとのトークをメインにしていますが、コンテンツもさまざまで番組MCの個性も豊か。果たして、各番組は男女どの世代に支持されているのでしょうか。
番組視聴者性年代構成比を調査した結果がこちらです!

エリア:関東
期間:2020年2月2日(日) ~ 29日(土) の4週間
視聴方法:ライブ視聴+録画視聴
視聴者定義:全国の男女10歳刻み、該当番組の放送時間50%以上視聴

放送時間帯?MC?出演ゲスト?各番組の視聴者構成を調査

まず、対象とした6番組の視聴者の男女構成を比較したところ、男女比に大きな偏りがないことがわかりました。
対象期間の出演ゲストの影響があるのかもしれませんが、トーク番組は男女ともに楽しめるコンテンツになっているということなのでしょうか。

次に、放送する時間帯の違いに注目してみます。

対象番組の中で、唯一昼の時間帯に放送するテレビ朝日系列「徹子の部屋」は50代以上の構成比が高い。さらに平日5日間放送する帯番組でもあることから、もっとも習慣的に視聴する傾向が高そうでもあります。

「徹子の部屋」と同じく、50代以上の視聴傾向が高いのは朝の時間帯に放送しているTBS系列「サワコの朝」でした。

しかし、朝の時間帯に放送しているフジテレビ系列「ボクらの時代」は異なる傾向を示している。
朝の時間帯は比較的、習慣視聴の傾向が高く、50代以上の視聴者が多いようなイメージを持ちますが、意外な結果となりました。この2つの番組の視聴者層を分ける要因とは何なのでしょうか?
放送時間によってではなく、パーソナリティなど番組の特色によって視聴者傾向が異なることも推測できます。

一方、夜の時間に放送している日本テレビ系列「アナザースカイⅡ」「おしゃれイズム」は男女ともに30代以下の視聴層が多いことがわかりました。
そして、同じく夜の時間帯に放送している、TBS系列「A-Studio+」は40代以上の女性に支持されていることが明らかになりました。

この2つの番組は同じ曜日の同時間に放送している裏番組の関係性でもあることから、視聴者の棲み分けが起こっているのか、はたまた対象期間の出演ゲストによって視聴者傾向が変化しているのか。夜の時間帯に放送するトーク番組はさらに調査のしがいがあるかもしれません!
1人のパーソナリティと対談形式で番組が進行する「徹子の部屋」「サワコの朝」では50代以上の視聴者構成が高い結果に。
一方、複数のパーソナリティが進行する「アナザースカイⅡ」「おしゃれイズム」「A-Studio+」やゲスト同士のフリートーク 形式である「ボクらの時代」では40代がメイン層。20代~30代の視聴者傾向も比較的高い番組、ということが明らかになりました。

これはさらに調査を進めてみる必要がありますね!

次回は、複数のパーソナリティが進行し、かつ夜の時間帯に放送する「アナザースカイⅡ」「おしゃれイズム」「A-Studio+」の3番組に絞って放送回ごとの視聴者傾向を調べてみましょう。

出演ゲストによって、視聴者層はどのくらい変化するのか!?
ぜひ次回の調査結果もチェックしてみてください!


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