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鬼滅の刃 vs M-1グランプリ《性別×年代のテレビ視聴傾向をレポート》祝!鬼滅の刃・歴代興行収入1位!

祝!「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」歴代興行収入1位!
TVアニメ『鬼滅の刃』視聴分析報告を、全集中でお届け!

2020年12月20日(日)に放送された、フジテレビ系列『鬼滅の刃 柱合会議・蝶屋敷編』と、テレビ朝日系列『M-1グランプリ2020』。
2020年の年末特番で大注目となった2番組による裏番組対決!
視聴率対決を制したのは、はたして、鬼滅の刃か?M-1グランプリか?

今回は、2番組の視聴率に加えて、関東エリアと近畿エリアでの視聴実態を性別×年代で調査!
性別×年代×エリアによって視聴者の傾向に違いがあるのか?
それでは、レポートをお届けします!

目次[非表示]

  1. 1.《鬼滅の刃 VS M-1グランプリ》視聴率対決を制したのは?
  2. 2.関東・近畿エリアともにM-1グランプリが圧勝。鬼滅の刃は録画の視聴者が多い。
  3. 3.関東エリアと近畿エリアの視聴者を性年代別で調査
  4. 4.祝!「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」歴代興行収入1位!

《鬼滅の刃 VS M-1グランプリ》視聴率対決を制したのは?

現在、公開中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」へと続く、『柱合会議・蝶屋敷編』。

フジテレビ系列で全国ネットで放送され、Ufotableによるこの放送のために、特別に描き下ろされた新ビジュアルや、スペシャルエンドロール、新作映像が盛り込まれた特別編集版は、鬼滅ファンを喜ばせたでしょう。

また、放送時は、歴代興行収入1位だった『千と千尋の神隠し』超えの歴史を塗り変える瞬間が期待されている最中での放送で、ファンだけでなく日本中が鬼滅ブームで盛り上がっているタイミングでの放送でしたね。

そして、漫才ナンバーワンを決定する『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系列)。

お笑い第7世代の次の世代に名乗りを上げるのはどの芸人か? 2021年のお笑い界を牽引していくのは、どの芸人か?注目して見たお笑いファンも多かったのではないでしょうか!

過去最多の5081組を勝ち抜いた、マヂカルラブリー、おいでやすこが、見取り図、錦鯉、オズワルド、ニューヨーク、インディアンス、アキナ、ウエストランド、東京ホテイソンによって決勝戦で王者の座が争われ、マヂカルラブリーが第16代M-1グランプリ王者に輝いたM-1グランプリ2020。

鬼滅もM-1もどちらも見逃したくない!年末特番の大注目の戦いはどちらが制したのか?
まずは、2番組が放送された時間帯の視聴率の上位をみてみましょう。

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関東・近畿エリアともにM-1グランプリが圧勝。鬼滅の刃は録画の視聴者が多い。

東西で圧勝となった、M-1グランプリ。
関東エリアのライブ視聴では16.6%、近畿エリアでは25.5%となり、鬼滅の関東エリア12.1%、近畿エリア9.9%に対して、M-1が大きく差をつける結果となりました。
関東の16.6%に対して、近畿では25.5%と、関西方面でのお笑い番組の代表格であるM-1の注目度はやはり突出しています。

一方、鬼滅の刃は、ライブ視聴ではM-1に王者の座を渡したものの、録画視聴では鬼滅がM-1に勝利をしました。関東エリアでは9.2%、近畿エリアでは10.5%と、裏番組に比べて、録画視聴が突出していることがわかります。

また、日曜日のゴールデン帯は、「ザ!鉄腕!DASH!!」、「イッテQ!」、「行列のできる法律相談所」など、普段は高い視聴率となる番組が多い時間帯ですが、一桁台のライブ視聴率となり、M-1や鬼滅に視聴が流れた結果といえるでしょう。

「M-1はタイムリーに見たい!」「鬼滅も見たいから録画で視聴!」「鬼滅の名シーンを何度も見たいから録画も!」という視聴者の傾向があったのではないでしょうか。

鬼滅とM-1の裏番組対決で両番組ともに、高視聴率となったのは、テレビ離れと言われている中で、テレビのチカラが光を灯した結果といえるでしょう。

※録画視聴は確定値でない速報値です。

関東エリアと近畿エリアの視聴者を性年代別で調査

視聴率争いでは、M-1が圧勝となりましたが、視聴率争いに加えて、関東エリアと近畿エリアでの2番組の視聴者を性年代別で調査してみました。
どんな視聴層が、2つの番組に注目しているのでしょうか?

グラフでは、フチ無しが2020/12/20(日)放送・対象番組の視聴者、フチ有りが関東または近畿の視聴者全体を表しています。
全体と比較した、鬼滅の刃とM-1グランプリの視聴実態をみてましょう!

調査の結果、年代や性別、エリアによって視聴者の傾向に違いがあることがわかりました。

▼関東エリア「鬼滅の刃」柱合会議・蝶屋敷編・視聴者 構成
・男性女性ともに、30-49歳の視聴者は、全体と比較して多い
・女性35-49歳の視聴者は、ほかの視聴者層に比べて全体との比較で突出して多い傾向

▼関東エリア「M-1グランプリ2020」視聴者 構成
・男性15-24歳の視聴者は、全体と比較して多い
・女性15-24歳、40-54歳の視聴者は、全体と比較して多い
・女性45-49歳の視聴者は、ほかの視聴者層に比べて全体との比較で突出して多い傾向

▼近畿エリア「鬼滅の刃」柱合会議・蝶屋敷編・視聴者 構成
・男性30-44歳の視聴者は、全体と比較して多い
・女性15-19歳、30-44歳の視聴者は、全体と比較して多い
・女性35-44歳の視聴者は、全体と比較して突出して多い傾向

▼近畿エリア「M-1グランプリ2020」視聴者 構成
・男性15-19歳の視聴者は、全体と比較して多い
・女性40-59歳の視聴者は、全体と比較して多い
・女性45-49歳の視聴者は、ほかの視聴者層に比べて全体との比較で突出して多い傾向

視聴率だけでなく、各番組・各エリアで視聴者の実態を比較してみることで、それぞれの番組の特徴や視聴層による注目度が明らかになりますね。

祝!「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」歴代興行収入1位!

現在、公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、興行収入324億円を突破し歴代興行収入1位になり、日本の映画の歴史をついに塗り変えました!「千と千尋の神隠し」(308億円)の記録を超え、19年ぶりの快挙に!


2020年は『鬼滅の刃』のほか、『半沢直樹』など、たくさんの映画やテレビ番組で盛り上がりましたね!「テレビのチカラ」、「映画のチカラ」が、コロナ禍の中、光を灯した年となったでしょう。2021年はどんなテレビ番組や映画と出会えるでしょうか?

年末年始も「紅白歌合戦」や、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」大晦日スペシャル「絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!」など、まだまだ気になる番組が目白押しですね!それでは、みなさん素敵な年末年始をお過ごしください。良いお年を!


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