韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のテレビ視聴分析！番組ランキングからみえた視聴傾向とは？

アジア映画で初のアカデミー賞作品賞を受賞し話題となった韓国映画『パラサイト 半地下の家族』。
2021年1月8日（金）に「金曜ロードSHOW！」（日本テレビ系列）で地上波初放送となった同作のテレビ視聴を分析！

テレビで放送された話題の映画は、どんな人にみられていた？その人たちはどんな特徴があるのか？視聴データを用いて映画『パラサイト 半地下の家族』のテレビ視聴を分析してみました！

視聴方法はライブ視聴・録画視聴を問わず、関東全体のテレビ視聴者を基準として、性年代ではその構成比の割合を比較し、その他の項目では関東全体を100％（基準値）として、視聴の特徴を分析してみました。

その結果がこちら！

『パラサイト 半地下の家族』好きは40～50代女性！同居している子どもも一緒に視聴？

まずは視聴者の性年代傾向を表したグラフからみてみましょう。

映画『パラサイト 半地下の家族』のテレビ視聴者は、男女比では女性の視聴者比率が52.9%と高いですが、これは関東全体と比較すると、+4%の結果となっている。

また5歳刻みの年代別でみると、特に40代後半～50代の女性が『パラサイト 半地下の家族』をテレビ視聴していたことがわかります。
男性の視聴者は関東全体と比べると全体的に基準とほぼ同じか、基準以下という結果となりましたが、女性の視聴者は40代後半～50代にかけて突出して多いことがわかります。

2003年前後に起こった第1次韓流ブームといわれる「冬ソナ」世代の人たちが、最新の韓国作品をチェックしていたのかもしれません！

『パラサイト 半地下の家族』視聴者のライフスタイルの傾向

『パラサイト 半地下の家族』テレビ視聴者のライフスタイルアンケートの傾向をみてみると、関東全体の基準に比べて、中学生～大学生の子どもがいる傾向が特に高いことがわかります。

先ほどの性年代別の分析結果とライフスタイルアンケート結果と合わせてみると、子どもがいる40～50代の女性が視聴していたために、若年の視聴傾向も高くなっているのかもしれません！

テレビという媒体の特徴でもある、みんなで一緒に同じ作品をみるという傾向が視聴データからも読み取れます。

『パラサイト 半地下の家族』テレビ視聴者の趣味嗜好

『パラサイト 半地下の家族』テレビ視聴者の趣味の傾向をみてみると、「美術・アート」や「ファッション」などが上位にランクインしている。

もともと、おしゃれや流行に敏感な人が話題作である『パラサイト 半地下の家族』をテレビ視聴していたのかもしれません！

冒頭でもご紹介した通り、日本でも大きな話題となった『パラサイト 半地下の家族』だからこその特徴なのかもしれません。

他の作品が放送した回との比較をしても面白そうです・・・
まだまだデータを分析したら分かることがありそうです。

『パラサイト 半地下の家族』テレビ視聴者がよく見ている番組ランキング

ここからは映画『パラサイト 半地下の家族』テレビ視聴者が、他にどんな番組をみているのか？
テレビ視聴の傾向や特徴を探っていきます！

テレビ視聴の傾向では、1位、5位、6位、7位と映画を放送する番組が上位に多数ランクインしている。

もともと「金曜ロードSHOW！」を見ている視聴者ということもあって、映画に興味がある人だということは納得ですが、テレビで定期的に映画をみているとは、かなりの映画好きでしょう！

その他にランクインした番組は、「韓流プレミア」。
韓国ドラマが好きな視聴者が韓国映画の話題作をチェックしていた、というのも納得です！

どの放送回も、基準である関東全体の視聴率と比べると、2倍以上の視聴率となっており、韓国ドラマや韓国映画への注目度の高さがうかがえます。

以上、映画『パラサイト 半地下の家族』のテレビ視聴分析をお届けしました！

なお昨今は、コロナ禍の影響で新作映画を劇場で見られる機会が減っており、その代わりにテレビでの映画視聴や、Netflix・Amazonプライムビデオ・Hulu・Disney+などの動画配信サービスで映画を楽しむ機会が多くなったでしょう。

映画ファンとしては一日も早くコロナが終息し、劇場でまた新作映画を楽しめるときがくることを切に願うばかりです！

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