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Z世代のSNSの利用実態を調査!生活満足度が高いのは 1時間以上利用しているSNSがない人?

こんにちは、CCCMKホールディングスの北村です。

SNSでの発信力が高く、今後経済活動の中心となっていくZ世代は注目されています。ただ、Z世代の中でも性年代別でSNSの使い方には違いがあるのではないでしょうか。

今回はそんなZ世代向けに実施した「生活に関するアンケート」を高校生、大学生、社会人といったセグメントに分けて、SNSの利用実態や生活満足度の分析結果を読み解きます。

以下の資料では詳しい分析結果や時間の使い方、Z世代向けのアプローチ施策をまとめているのでぜひダウンロードのうえご覧ください!

■こんな方にオススメ!
・Z世代の意識について興味がある
・Z世代向け施策を検討している
・データをもとにZ世代向け商品、サービスの開発を行いたい

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目次[非表示]

  1. 1.今回の調査概要
  2. 2.「学生(高校、大学・大学院など)」の自由時間は15時以降に集中
  3. 3.SNSやインターネットの情報を見ていて疲れることがある」のは女性のほうが高い
  4. 4.気になるSNS利用時間!YouTubeが最も高く、1時間以上利用者の割合も多い
  5. 5.1時間以上利用しているSNSが「ない」人が、生活満足度が最も高い
    1. 5.1.Z世代の中でも性年代によってSNSの実態は異なる  

今回の調査概要

今回の調査概要は以下です。

調査地域:全国
調査対象者:男女16~24歳のT会員
調査期間:2024年2月13日(火)~2024年2月19日(月)
分析セグメント【職業】定義:
・学生(高校)…高校生
・学生(大学・大学院など)…専門学校・短期大学・高専生、大学・大学院生、浪人生
・社会人…学生以外 

「学生(高校、大学・大学院など)」の自由時間は15時以降に集中

最初に、Z世代は日常のどのタイミングで「自由時間(趣味、SNS、ショッピングなど)」を過ごしているかを職業×性別で見ていきましょう。

平日の各時間帯別に行っている行動を調査したところ、「学生(高校、大学・大学院など)」では「自由時間(趣味、SNS、ショッピングなど)」が15:00以降で20%を超えて高くなっていくことがわかりました。  

最も自由時間を過ごしている人が多いのは、21:00~22:59で、どのセグメントでも50%を超えています。それ以降の時間を見ると、「社会人」は男女問わず23:00~00:59で自由時間を過ごしている人が30%台まで減っていました

SNSやインターネットの情報を見ていて疲れることがある」のは女性のほうが高い

続いて、自由行動時間の行動の1つであり、Z世代とは切っても切れない「SNS」への意識や利用実態を見ていきましょう。

「気になったものはすぐにSNSで検索する」に対して「非常にあてはまる」「ややあてはまる」と回答した割合は、学生(高校)/女性で79.2%、学生(大学・大学院など)/女性で70.5%と、特に学生女性に多く見られる傾向であることがわかりました

また、「SNSやインターネットの情報を見ていて疲れることがある」も女性のほうが高い結果に (「非常にあてはまる」「ややあてはまる」の合計が多い順で見るとTOP3が女性)。女性は検索ツールの1つとしてSNSを活用しつつも、いわゆる「SNS疲れ」を感じている人も多いことが見受けられました。 

気になるSNS利用時間!YouTubeが最も高く、1時間以上利用者の割合も多い

続いて、「平日における各SNSの利用時間」に注目します。

Z世代の全てのセグメントで「YouTube」は利用率が9割を超え、1日1時間以上利用している人の割合は57.2%と、他SNSと比べて最も高い結果でした。  
「TikTok」は他のSNSと比べると利用率は51.5%と低いですが、利用者のうち1時間以上利用している人の割合41.7%と、Z世代全体で「YouTube」に続き多い結果となりました。

Z世代では動画を主体としたSNSの利用時間が長くなりがちのようです。

1時間以上利用しているSNSが「ない」人が、生活満足度が最も高い

ここからは「1時間以上利用しているSNS」の数に注目してみましょう。

Z世代全体で1時間以上利用しているSNSが「なし」の人は29.0%となっており、残りの71.0%はいずれかのSNSを1時間以上利用していることがわかります。  
また、1時間以上のSNSを利用している数が2つ以上ある人はどのセグメントでも男性よりも女性のほうが多いという結果も見られました 。

続いて「1時間以上利用しているSNS」の数別に生活への満足度を分析したところ、1時間以上利用しているSNSが「なし」の人が、平均点65.6点・中央値70.0点と最も現在の生活への満足度が高いことがわかりました。

Z世代の中でも性年代によってSNSの実態は異なる  

今回の調査結果から、Z世代の生活時間やSNSの利用実態、またSNSとの付き合い方によって現状への満足度が異なる様子がわかりました。

なお、全3回にわたり、Z世代に関する調査コラムを連載していきますのでそちらもあわせてお楽しみください。  

公開後は以下リンクからもコラムへアクセスいただけます!
・第2回:Z世代の生活満足度
・第3回:Z世代の購買行動

CCCMKホールディングスではZ世代に向けマーケティングのご相談も承っています。
こちらの資料では、今回のコラムに掲載しきれていないZ世代の時間の使い方やSNSに関する調査結果サマリー、Z世代マーケティング手法をご紹介しています。
無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。

■こんな方にオススメ!
・Z世代の意識について興味がある
・Z世代向け施策を検討している
・データをもとにZ世代向け商品、サービスの開発を行いたい

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※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

北村萌|マーケティングチーム
インサイドセールスでの経験を活かしながら
「CCCMKホールディングスのデータって面白い!」
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